5月18日に北京で開幕予定の第1回世界観光発展大會をひかえ、観光関連の話題が注目を集め始めている。中日両國は互いに重要な観光客源國ということもあり、中國観光業(yè)の発展と中日観光交流に関する見解についてこのほど日本の參議院議員である浜田和幸氏を取材した。人民網が伝えた。
浜田議員は取材の中で、まもなく開幕を迎える第1回世界観光発展大會への祝辭を述べたほか、観光業(yè)の発展は観光資源の開発や観光経済を発展させるだけというような簡単なものではなく、世界平和と密接に関係する交流事業(yè)であると語った。また、各國はこの大會を利用し、観光交流の視點から世界が共に直面する各種の問題を検討できるとの見方を示した。
経済発展とともに中國観光業(yè)は大きな発展を遂げる
浜田議員は大學時代に中國語を學んだ経験があり、政界に身を投じてからもしばしば中日交流活動に參加し、中國に対して理解が深い?,F(xiàn)在までに中國を訪れた回數はすでに40回以上におよび、北京、上海、武漢、天津など各地を訪問している。浜田議員は中國各地の観光地の中で一番印象深いのが萬里の長城だと語り、どの季節(jié)に長城を訪れても、毎回、古代の人々の防御工事の壯大さに想いを馳せ、人々の際限ないパワーと知恵を感じるのだという。
浜田議員は「長城は最も中國の悠久の歴史と文化を體現(xiàn)している観光地であり、世界においても重要な遺産だ。長城は風化の脅威にさらされてはいるものの、それでも今日まで世界遺産として保存されていることをうれしく思っている」とし、中國が長城の保護の面で多大な努力を払っていることに敬意を示した。
浜田議員はまた「中國は多民族國家として様々な文化と伝統(tǒng)をもち、自然の風景も美しく、観光資源が非常に豊富だ。また中國経済と科學技術の発展はスピーディで、世界でもトップクラスの規(guī)模の高速道路と鉄道網を建設し、観光におけるインフラ建設も大きな発展を遂げている。50年前に初めて中國を訪れた時の様子を思い出すと、そのころの中國は自動車もほとんど見られず、バイクでさえも非常に少なかった。そしてほとんどの人が自転車に乗っていた。しかしこの50年間で中國は劇的な変化を遂げ、その経済発展のスピードは人々を驚かせるほどだ」と語った。
同時に浜田議員は中國は広大で、地域によって発展レベルに差があるので、一部の地域のホテルやレストラン、トイレといった観光設備は改善が必要だと指摘。また一部の観光地の案內は國際化が十分でないため、「言葉の上でのサービス」を今一歩進める必要があるとした?!竿袱瘽h字の國である日本人観光客はまだ何とかなるが、その他の國の観光客にとって、一部の標識などはまだまだわかりにくい」としている。彼は理解が容易なマークなどを使った標識やきちんとした英語の説明をつけるべきだと提案した。
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