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2016年4月18日  
 

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熊本地震遭遇の中國人観光客 「無事福岡到著、多くの人に助けてもらった」

人民網(wǎng)日本語版 2016年04月18日11:33

16日未明に熊本県付近を震源に発生したマグニチュード(M)7.3を受け、県內(nèi)の道路や橋が崩壊して交通インフラが遮斷、中國からのツアー客20人が南阿蘇村近くの溫泉旅館內(nèi)で孤立狀態(tài)に陥ってしまった。その後、連絡(luò)を受けた在日本國中國領(lǐng)事館や関係旅行社が日本現(xiàn)地の救援者に連絡(luò)、日本の自衛(wèi)隊(duì)がヘリコプターを派遣して救援活動(dòng)を?qū)g施した。人民網(wǎng)が伝えた。

ツアーオペレーターの中國青年旅行社日本株式會社の関旭社長によると、當(dāng)初自衛(wèi)隊(duì)ヘリは電線ケーブルなどの障害物が原因で著陸ができず、ロープを使ってツアー客で最年少の女の子を最初に救出した。16日午後3時(shí)頃、障害物の除去が完了し、ヘリが著陸、2回に分けられツアー客全員が救出され、旅館內(nèi)の他の観光客數(shù)十人も同時(shí)に救出された。ツアー客20人は翌17日早朝にはバスで避難所となっていた體育館を出発し、現(xiàn)地時(shí)間の午後4時(shí)頃、隣接する福岡県福岡市內(nèi)のホテルへと移動(dòng)した。

17日午後に一行がホテルに到著したところで、記者はツアー団體の代表に取材を行うことができた。ある女性観光客(70)によると、一行のほとんどが退職した高齢者で、歴史文化や旅先での寫生などに興味をもっており、13日に上海を出発して九州入りして15日はバスで熊本の阿蘇山麓の南阿蘇村「清風(fēng)荘」という溫泉旅館に宿泊していた。翌16日未明の地震発生時(shí)の狀況について、「地も山も揺れ動(dòng)いていた。旅館館內(nèi)の窓や扉が揺れで壊れ、室內(nèi)の冷蔵庫やロッカーも大きく揺れる非常事態(tài)だった。幸い100年の歴史を有するこの旅館は倒壊することなく、皆外へと逃げることができた」と振り返る。

また、當(dāng)時(shí)強(qiáng)い余震が途絶えなかったため、誰も旅館內(nèi)に戻りたがらず、旅館の従業(yè)員が一行を駐車場のバス乗り場へと誘導(dǎo)し、従業(yè)員が部屋に戻って寢具や布団を一行に提供して、その場で夜を明かした。翌朝はパンやソーセージといった食べ物が支給されたという。この女性観光客は、「九州地方では稀に見る大地震のようで、旅館の方もこれほどの地震は経験したことがないと言っていた。それでも救援活動(dòng)に參加して職責(zé)を全うされ、突発的な災(zāi)害にあっても非常に秩序だっていた。16日午後に到著した自衛(wèi)隊(duì)のヘリが我々や他の數(shù)十人の旅行客を近くの避難場所になっている體育館に移してくれた。救援時(shí)間には限りがあったので、貴重品だけしか持つことができず、スーツケースなどは依然旅館に置いたまま。帰國時(shí)に持って帰れるかはまだ分からない。しかし、旅館の方々は皆地元の方だったので、恐らく自宅も被災(zāi)したに違いない。それでも救援活動(dòng)に當(dāng)たっていたのだから、荷物を早く持ってきてほしいなど到底誰も要求しなかった」と語った。

取材の時(shí)點(diǎn)で、福岡のホテルに到著した一行はすでに著替え等の生活用品を購入できていた。18日は身體を休めてから19日に帰國するという。この女性観光客は、「少々疲れはしたが、體調(diào)も精神狀態(tài)も良好、生涯忘れがたい旅となった。地震を経験したものの、幸い多くの人に助けられた」と述べ、感謝の意を伝えるため、旅の途中で撮影した寫真や寫生作品を現(xiàn)地の中國領(lǐng)事館、旅行社、そして日本の従業(yè)員らに記念として寄贈したいと語った。(編集MI)

「人民網(wǎng)日本語版」2016年4月18日

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