安倍氏はかつて海洋問題について、日本は海洋強(qiáng)國になる必要があると述べた。この理念の拡大が南中國海における一連の行動(dòng)だ?,F(xiàn)在の一連の兆候から見て、その目的は中國を抑え込むことだ。例えば岸田文雄氏は最近中國を訪問した後、東南アジアのタイ、ミャンマー、ベトナム、ラオスも訪問し、どの國でもASEAN諸國が一致して中國に対処することを呼びかけた。その言動(dòng)からは、地域の平和?安定の意思は読み取れない。だが、他の國々は中國の発展が南中國海の航行を脅かしているとは考えていない。南中國海の航行は一貫してスムーズであり、自由だ。日本だけが中國の脅威を誇張している。日本には魂膽があるのだ。(文:呂耀東?中國社會科學(xué)院日本研究所外交研究室長)
日本は域外國であり、南中國海問題とは何の関係もなく、南中國海問題は中日関係にも関係がない。だが日本はいわゆる南中國海問題を、先月大型護(hù)衛(wèi)艦をフィリピンの港に停泊する口実にした。日本は南中國海ですでに行動(dòng)を起こしているといえる。日本にとっては、南中國海の事態(tài)の拡大は、南中國海に軍事的に介入するためだ。日本はフィリピンやベトナムとの海上安全保障協(xié)力も強(qiáng)化している。日本は南中國海問題の一層の國際化に力を盡くしている?,F(xiàn)在日本は南中國海問題をG7サミットの議題にしようとしている。日本が南中國海問題が平靜であることに甘んじることがないのは明らかだ。日本は中國脅威論を作り続け、事を荒立て、中國とASEAN諸國との関係に水を差し、雙方間に摩擦を起こし、地域に混亂をもたらすことで、自らの利益を図り、中國を封じ込め、東アジアにおける発言権をコントロールすることを望んでいる。
また、日本は敗戦國のレッテルを剝がし、南中國海問題への介入によって、東南アジア諸國を侵略した過去のイメージを変えようとしている。その主たる手段が日米同盟を通じて南中國海における存在感を強(qiáng)調(diào)し、海上航路の安全確保によって東南アジアにおける存在を強(qiáng)化することだ。日米同盟はアジア太平洋地域の平和と安定の維持を主張しているが、行動(dòng)では自らの利益を守るために地域に再三紛爭をもたらしている。日米同盟は雙方に目的がある。米國は日本という同盟國を引きつけ、日本の手を借りてアジア太平洋リバランス戦略を?qū)g現(xiàn)し、アジア太平洋における軍事的プレゼンスを拡大しようとしている。日本は歴史修正主義を行い、第2次大戦の被害國を裝おうとしている。こうして見ると、日本は今後実際の行動(dòng)によって中日関係を緩和するのではなく、さらに影響を拡大し、地域における軍事的プレゼンスを拡大していくことが考えられる。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年5月19日
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