過去5年間に、もっと急速な勢いで伸びたのはどの分野か。不動産価格ではないし、「豬八戒」でもない。答えはインターネット消費指數(shù)で、13.1倍の伸びを示した。新華社が伝えた。
▽ネット消費エンジンが爆走 「手切」指數(shù)も誕生
國家統(tǒng)計局がまとめたデータによると、2011年以降、中國経済の成長モデルは曲がり角に差し掛かり、投資に代わって消費が経済成長を牽引する第一のエンジンになった。2015年に國內(nèi)総生産(GDP)に対する消費の貢獻度は51.6%に達し、ネット消費支出の対GDP貢獻度は29.1%だった。
15年の十大流行語の1つ「手切族」は、「ネット通販で盛んにマウスを動かし続け、買い物をやめられず、いっそ手を切り落としてしまいたいと考える人々」を表した言葉だ。アリババ傘下の金融サービス會社?アントフィナンシャルと華夏新供給経済學(xué)研究院が共同作成したネット消費指數(shù)は、俗に「手切指數(shù)」などと呼ばれる。
手切指數(shù)は「支付寶」(アリペイ)の利用者4億5千萬人のネットショッピング記録を基礎(chǔ)に算出されるもので、2011年1月に始まり、過去5年間の中國ネット消費の伸びの実際の狀況を多角的かつ全方位的に示している。
データによると、過去5年間でネット消費規(guī)模指數(shù)は13.1倍上昇し、上昇ペースは社會消費財小売総額の伸びの2倍以上だった。ネット消費水準指數(shù)は11年1月の96.0から16年4月は122.2に上昇し、上昇率は27.2%に達した。
財政部(財務(wù)省)財政科學(xué)研究所の元所長でもある同研究院の賈康院長は、「ネット消費の安定した急速な成長は、ネット消費が経済成長の安定的運営の(クッションであり安定裝置である)バラストになりつつあることを物語る」と話す。
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