一時(shí)期衰えが指摘されていたSNSの「微博」（ウェイボー）だが、新たな発展のチャンスをつかんだ模様だ。新浪微博が9日に発表した今年第2四半期（4-6月）の業(yè)績報(bào)告によると、同期の営業(yè)収入は9億2700萬元（約141億5千萬円）で前年同期比36％増加し、利益は同246％増加した。この情報(bào)が伝わると、10日早朝には、微博の米ナスダック市場における株価の終値が前日比12.48％上昇して81.81ドル（約8296.4円）となり、時(shí)価総額は90億ドル（約9127億円）に迫り、いずれも過去最高を更新した?！妇┤A時(shí)報(bào)」が伝えた。

同報(bào)告によれば、米上場以降、微博の有効ユーザーは9四半期連続で30％を超える増加率を維持している。第2四半期末時(shí)點(diǎn)で、月間有効ユーザーは2億8200萬件で同33％増加し、一日の有効ユーザーは1億2600萬件で同36％増加した。注目されるのは、微博の収益狀況の好調(diào)さに対する短時(shí)間の動(dòng)畫（ショートムービー）事業(yè)と中継事業(yè)の功績の大きさだ。新浪微博の會(huì)長?最高経営責(zé)任者（CEO）を兼任する微博の曹國偉會(huì)長は、「微博ユーザーの増加は、微博ルートがユーザーに普及し浸透したからだけでなく、微博プラットフォームにおけるショートムービーとリアルタイムコンテンツの消費(fèi)を通じた利用體験の向上によるところが大きい」と指摘する。

今年第2四半期に、微博は動(dòng)畫と中継の2大分野に力を入れ、関連産業(yè)のマネジメント機(jī)関約200カ所と協(xié)力関係を結(jié)んだ。自分メディアによる微博での一日當(dāng)たり動(dòng)畫アップ件數(shù)は前期に比べ38％増加し、動(dòng)畫の一日あたり再生回?cái)?shù)は同235％増加した。

モルガン?スタンレーやシティバンクなどの機(jī)関によると、SNS分野における微博のトップランナーとしての優(yōu)位性が徐々に確立し、月間有効ユーザーにはさらに大きな発展の可能性がある。また一月あたりの有効ユーザーによる営業(yè)収入は「微信」（WeChat）、ツイッター、フェイスブックをはるかに下回り、商業(yè)化の発展には極めて大きな可能性があるほか、ショートムービー、動(dòng)畫の自動(dòng)再生、中継などの事業(yè)の展開により、微博の潛在的な成長力は相當(dāng)なものになったという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月11日