最新のデータによると、今年第1～3四半期（1～9月）に新たに設立された企業(yè)は401萬社に達し、一日あたり平均1萬4600社が新たに登録された計算になり、2015年の平均1萬2千社を上回った。國家工商行政管理総局の于法昌報道官は17日に行われた第3四半期（7-9月）の定例記者會見で、「商事制度の改革が深化を続け、市場參入のハードルが低下を続けたことにより、市場主體の活躍や発展が促進された」と説明した。

第1～3四半期に、全國で登録された新たな市場主體は1211萬9千に上り、前年同期比13.7％増加し、一日あたり平均4萬の主體が登録された?，F(xiàn)在、全國の各種市場主體は8371萬6千に達する。そのうち新設企業(yè)の伸びが急速で、上半期の急増ペースを引き継いで、7～9月も高いペースを保ち、7月には46萬7千社、8月には47萬8千社、9月には42萬7千社、それぞれ増加した。于報道官は、「ここから、社會の投資?起業(yè)への熱意の高さや、改革の持続的推進に引き続き巨大な潛在力があることがわかる」と述べた。

中國人民大學國家発展?戦略研究院の劉元春執(zhí)行院長は、「新設企業(yè)の急増は『大衆(zhòng)による起業(yè)?革新』の推進によるところが大きい。これと同時に、新しい経済全體の発展が順調で、新設企業(yè)や新業(yè)態(tài)の登場に向けて産業(yè)側のベクターを作りだしたといえる」との見方を示す。

注目されるのは、新興産業(yè)分野が投資?起業(yè)の「寵児」になったことだ。第1～3四半期には、第三次産業(yè)が引き続き急速な伸びをみせ、新規(guī)登録企業(yè)は325萬2千社で前年同期比27.6％増加し、同期の新規(guī)登録企業(yè)の81.1％を占めた。現(xiàn)代型サービス産業(yè)の中では教育産業(yè)、文化?スポーツ?娯楽産業(yè)、科學研究?技術サービス産業(yè)、情報伝達ソフトウェア?情報技術サービス産業(yè)の企業(yè)が急速に増加しており、増加率は教育が56.3％、文化?スポーツ?娯楽が41.7％、科學研究?技術サービスが35.5％、情報伝達ソフト?情報技術サービスが34.9％だった。一連の起業(yè)や革新が集まるエリアでは、「インターネットプラス」を手がける企業(yè)や科學技術力の高い企業(yè)の発展が特に目立つ。

劉執(zhí)行院長によると、「中國は現(xiàn)在、工業(yè)化の中後期にあり、サービス産業(yè)の発展ペースが加速している。一方では、生産型サービス産業(yè)が第二次産業(yè)から獨立して、生産効率が一層向上した。また一方では、一人あたり平均所得の増加にともない、消費のバージョンアップがトレンドになり、消費型サービス産業(yè)のニーズが大幅に増加した」という。（編集KS）

「人民網日本語版」2016年10月18日