雇用と物価も「安定傾向」を助長することになった。第1～3四半期に都市部で新たに1067萬人が就職し、1四半期前倒しして通年の目標を達成した。31の大都市では都市部失業(yè)率が2013年6月以降で初めて5％を割った。同期は物価の上昇傾向も全體として落ち著きをみせた。第1～3四半期の消費者物価指數(shù)（CPI）は2.0％上昇で、上半期に比べて0.1ポイント低下した。

3四半期連続で6.7％の成長率を達成した背後には、経済成長の質(zhì)と効果の持続的な向上、エネルギー構造、産業(yè)構造、需給構造の持続的な改善がある。

統(tǒng)計をみると、第1～3四半期には、第三次産業(yè)の生産額がGDPに占める割合は52.8％となり、前年同期比1.6ポイント上昇した。同期の最終消費支出のGDP増加への寄與度は71％で、同13.3ポイント上昇した。

國務院発展研究センターの張立群研究員は、「今年は第13次五カ年計畫が始まった年で、第1～3四半期の経済の安定成長は通年の目標を順調(diào)に達成するための良好な基礎をうち立てた。中國経済はこれから新たな起點、新たなプラットフォームの上でより著実な足取りで進んでいく」との見方を示す。

▽「年納めの時期」安定傾向は続く見込み

集瑞聯(lián)合重工営銷服務有限公司の管理擔當者?譚東さんは、「9月には受注が目立って増加した。今では1カ月先まで待ってもらわなければならない狀況だ」と話す。この安徽省蕪湖市にある企業(yè)は主に大型トラックと部品の製造販売を手がけている。

経済データが企業(yè)の所感を裏付ける。9月の生産者物価指數(shù)（PPI）はマイナスからプラスに転じ、54カ月続いたマイナス局面を脫卻し、同0.1％上昇した。

盛報道官は、「これは工業(yè)分野の需給関係に実質(zhì)的な変化が現(xiàn)れたことを意味する。第3四半期に入り、工業(yè)電力使用量、発電量、貨物輸送量などの指標がそろって改善し、工業(yè)の安定傾向が明らかになった」と述べた。

盛報道官によると、「これは供給側(cè)の構造改革と直接関係がある。一部の遅れた生産能力が淘汰された後、市場の需給関係に積極的な変化が生じ、さらに國際市場における大口商品価格上昇という要因が加わり、工業(yè)分野で価格が上昇し、工業(yè)企業(yè)の利益が好転し、発展への信頼感も高まった」という。