世界経済フォーラムビジネスラウンドテーブルが10日、広州市で開幕した。當(dāng)日発表された「中國革新生態(tài)系報告書」によると、中國の革新分野の発展が目覚ましく、2015年だけでも研究開発費が1兆4220億元（1元は約15.71円）に達し、世界全體の20％を占め2位につけたという。中國新聞社が伝えた。

世界経済フォーラム中國理事會、清華大學(xué)、スタンフォード大學(xué)が同報告書を共同作成した。同報告書によると、中國の國內(nèi)総生産（GDP）に占める研究開発費の割合は2.1％で、EU諸國の平均水準(zhǔn)に達した。技術(shù)革新は産業(yè)構(gòu)造のアップグレード促進に対して重要な力を発揮している（特に交通、エネルギー、工業(yè)製造、情報工學(xué)、現(xiàn)代サービスなどの産業(yè)において）。中國は超高圧送電線を7本建設(shè)しており、この技術(shù)を持つ世界唯一の國になっている。また、企業(yè)が技術(shù)革新主體としての地位を近年高めている。例えばファーウェイの売上に占める研究開発費の割合は10％以上に達しており、同社は4G技術(shù)などの分野で世界をリードしている。さらに、地域別の革新能力を見ると、ハイテクパーク、革新モデルエリアの発展が急速で、その數(shù)は130以上に達しており、研究開発費が全國の企業(yè)に占める割合は4割弱、新製品の売上が全國に占める割合は32.8％に達している。

しかし同報告書はまた、中國の革新生態(tài)系は依然として課題に直面しており、自主革新能力で先進國との間に格差があると指摘した。コア技術(shù)の遅れ、企業(yè)の革新奨勵制度の不備、雇用メカニズムの不備、知的財産権の法的拘束力不足などが主な問題だ。

調(diào)べによると、中國はスマートフォン、ノートPCの世界最大の生産國だが、集積回路や基礎(chǔ)ソフトは輸入に依存している。國際的な競爭力を持つ革新型の企業(yè)が少なく、多くの中小企業(yè)の革新は製品を中心としており、産業(yè)チェーンの川下に位置している。一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)の研究開発費が売上に占める比率は0.92％で、先進國の平均水準(zhǔn)の半分にも満たないとしている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月14日