中央経済政策會議が14日から16日にかけて北京で開催された。習(xí)近平中共中央総書記（國家主席、中央軍事委員會主席）、李克強(qiáng)中共中央政治局常務(wù)委員會委員（國務(wù)院総理）、張徳江中共中央政治局常務(wù)委員會委員（全國人民代表大會常務(wù)委員會委員長）、兪正聲中共中央政治局常務(wù)委員會委員（全國政治協(xié)商會議主席）、劉雲(yún)山中共中央政治局常務(wù)委員會委員（中共中央書記処書記）、王岐山中共中央政治局常務(wù)委員會委員（中共中央紀(jì)律検査委員會書記）、張高麗中共中央政治局常務(wù)委員會委員（國務(wù)院副総理）が出席した。新華社が伝えた。

習(xí)総書記は會議で重要演説を行い、當(dāng)面の國內(nèi)?國際経済情勢を分析し、2016年の経済業(yè)務(wù)を総括し、経済業(yè)務(wù)の指導(dǎo)思想を明確に述べ、2017年の経済業(yè)務(wù)の計畫を示した。李総理は演説の中で來年のマクロ経済政策の方向性を明確に述べ、來年の経済業(yè)務(wù)の具體的な計畫を打ち出すとともに、総括の演説を行った。

來年の経済業(yè)務(wù)には次の8つのポイントがある。

（１） 安定の中で進(jìn)歩を求める、重要分野で進(jìn)展を遂げる

＜會議での指摘＞安定はメーンの基調(diào)であり、安定は大局であり、安定を前提として重要分野で進(jìn)展を遂げることを目指し、適切なレベルをしっかり把握するという前提の下で、奮闘努力して成果を出していく。引き続き積極的な財政政策と安定的な金融政策を?qū)g施する。

＜解説＞

白景明（財政部財政科學(xué)研究所副所長）

安定の中で進(jìn)歩を求めるという総合的基調(diào)の理解に関して、重點(diǎn)は「安定」と「進(jìn)歩」にある。第一に、私たちは経済成長率を合理的な範(fàn)囲で維持することを打ち出しており、これは安定した成長率を求め、経済運(yùn)営の安定性を維持するということだ。第二に、安定とは同じ場所に踏みとどまることを意味せず、進(jìn)展を遂げることを求めるのであり、かつこうした進(jìn)展が重點(diǎn)分野に體現(xiàn)されることを求め、構(gòu)造のモデル転換?バージョンアップを土臺として経済が適度に成長し、ひいては経済運(yùn)営の質(zhì)と効率を高めることを求めるのだ。

（２） 需給関係の新たな動態(tài)バランスを?qū)g現(xiàn)する

＜會議での指摘＞取り組みの主な方向性は供給の質(zhì)の向上であり、有効でない供給を減少させ、有効な供給を拡大し、供給システム全體の質(zhì)を高めるよう努力し、供給構(gòu)造の需給構(gòu)造に対する適応性を高めることを求める。

＜解説＞

張立群（國務(wù)院発展研究センターマクロ経済研究部研究員）

國際金融危機(jī)の後、中國の需給関係に重大な変化が生じた。需要サイドをみると、海外の需要がグローバル経済低迷の影響を受けて長期にわたる不振に陥り、國內(nèi)の需要も経済の下ぶれ圧力を受けて疲弊している。供給サイドをみると、有効な供給が不足する狀況が現(xiàn)れ始めている。こうした狀況の下、市場では選択の余地が拡大し、國民の消費(fèi)ニーズもこれに伴ってレベルアップし、供給が需要に追いつかないという変化が起こるようになった。また供給側(cè)の構(gòu)造改革がこうした構(gòu)造的なアンバランスを解決しようとしており、2016年に私たちはこの方面で一定の成果を上げた。このたびの中央経済政策會議では「需給関係の新たな動態(tài)バランスの実現(xiàn)に努力する必要がある」ことが打ち出され、これは供給システムをさらに改善し、供給が需要に追いつくよう変化を促すということを意味している。