ここ數(shù)年、スポーツやフィットネスが一種のトレンドとなっており、ますますそのスポーツ人口が増えてきている。しかしこうしたスポーツ人口の増加に伴い、スポーツとの向き合い方に不安を覚える人も少なくない。去年子供と天津市に引っ越してきた劉さんは「息子は以前はほとんど運動などしなかった。最近になって少し走り始めるようになったのだが、いきなりマラソン大會に出場すると言い出した。大丈夫だろうか?!工趣饯尾话菠虼颏撩鳏堡皮い?。
市場調(diào)査會社のアイリサーチによる「2016年中國國民フィットネス業(yè)界レポート」によると、中國のマラソンイベントの開催數(shù)や參加人數(shù)も年々増加傾向にある。特に2015年1月に中國陸上協(xié)會がマラソンイベントに対する審査を取りやめてからは爆発的に増加した。2015年、中國で開催手続きをしたマラソンイベント數(shù)は2014年の51回と比べると83回も多い134回となった。そしてその參加者數(shù)も延べ150萬人となっており、2014年と比べ延べ60萬人増加した。
また、ここで見過ごすわけにいかないのが、年々増加している素人ランナーの運動能力や安全意識不足から起こる怪我や死亡事故だ。
北京體育大學(xué)運動人體科學(xué)學(xué)院の張一民教授は「むやみに流行の波に乗ることはおすすめできない。フィットネス系のスマホアプリにも様々な運動指導(dǎo)機能が増えてきつつあるが、運動スキルやハードな運動などは、専門家による直接指導(dǎo)が不可欠。現(xiàn)在、ランニング中に心拍數(shù)計やハートレート?モニターを裝備する人も増えてきており、これは安全意識の芽生えと言えるが、まだまだ到底十分とはいいがたい」とした上で、個人の身體能力に適した運動メニューを作成することをアドバイスしている。
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