日本の司會者で作家の黒柳徹子さんの自伝的物語「不思議の國のトットちゃん」の中國語版発表會が29日午後、北京で開催。有名教育家の孫雲(yún)暁さんや有名出版家の猿渡靜子さんらが駆け付け、同書を読んだ感想を語った。孫さんは、「黒柳さんは、子供の世界や子供の心、児童教育などに対して純粋で、自然な気持ちを抱いている」と同書の魅力を語った。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
「不思議の國のトットちゃん」を刊行した新経典文化によると、同書は「窓ぎわのトットちゃん」の姉妹編で、「トットちゃん」が大人になってからのユニークなエピソードを綴っており、「窓ぎわのトットちゃん」の內(nèi)容を補(bǔ)足する形となっている。また著名な畫家?絵本作家のいわさきちひろが挿絵を手掛けており、「トットちゃん」をよりはっきりとイメージできるようになっている。
孫さんは、「黒柳さんは60-70歳の時(shí)にこの物語を書いたと思われるが、彼女は子供のような心を依然として保っており、好奇心に満ちていることが読み取れ、とても驚いた。その鮮明な個(gè)性は変わっていない。黒柳さんは子供の頃の事を書いているだけでなく、人生で経験したことを通して、子供時(shí)代に対する理解、子供の心に対するあこがれ、自身の幸せな暮らしなどを表現(xiàn)している」と評価している。
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn