習(xí)近平國家主席はフィンランドのニーニスト大統(tǒng)領(lǐng)の招待を受けて4月4日から6日にかけて同國を公式訪問した。また、米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)の招待を受けて4月6、7両日に米フロリダ州パームビーチの高級(jí)別荘「マー?ア?ラゴ」でトランプ大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談した。王毅外交部長(外相)はこれを「第19回黨大會(huì)招集前に國內(nèi)外の大局を統(tǒng)合的に計(jì)畫する重要な外交活動(dòng)」と呼んだ。(文:阮宗沢?本紙?zhí)丶s論説員。中國國際問題研究院常務(wù)副院長、研究員。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載)
現(xiàn)在世界は大きな変化と調(diào)整の渦中にあり、國際情勢は危機(jī)とチャンスが交錯(cuò)している。
一方では、西側(cè)世界を代表する歐米が內(nèi)外政策面で不確定性を抱え、揺れ動(dòng)いている。米國のトランプ政権は就任後、「米國第一」と「米國を再び偉大にする」との「新ビジョン」によって內(nèi)外政策を統(tǒng)率し、大國関係と地域情勢を処理している。第2次大戦後、聲高らかに邁進(jìn)し続けてきた歐州統(tǒng)合は大きく挫折。歐州では國內(nèi)政治が四分五裂している國が少なくない。ポピュリズムと保護(hù)主義勢力が大西洋両岸で臺(tái)頭しつつある。
もう一方では、中國に代表される新興エコノミーが全力で前進(jìn)し、世界経済の回復(fù)と成長に対する寄與率で先進(jìn)國を上回るだけでなく、グローバル?ガバナンスの整備、反保護(hù)主義において旗幟を鮮明にしている。今年1月、習(xí)主席はダボス會(huì)議とジュネーブの國連歐州本部で重要演説を行った際、グローバル?ガバナンスなど重要な問題における中國の立場を特に明確にし、國際社會(huì)の稱賛を勝ち取った。
こうした中、協(xié)力に焦點(diǎn)を合わせた今回の習(xí)主席の歐米歴訪は、重要なタイミングで行われ、鍵となる議題を取り上げた、重大な意義を持つものであり、國際情勢推移の不確定性を減少させる助けとなり、「世界を安定させる錨」としての中國の役割を発揮し、今年の第19回黨大會(huì)召集に向けて良好な外部環(huán)境を築いたと言える。具體的には大きなハイライトが2つあった。
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