「『東京裁判――世界平和のために』出版記念式ならびに座談會(huì)」(主催:上海交通大學(xué)、上海市社會(huì)科學(xué)界連合會(huì))が2日、上海で行われた。同書(shū)は歴史的な出來(lái)事である東京裁判の完全な姿を描き出している。
東京裁判は第2次世界大戦後に行われたアジア各國(guó)の全ての裁判において、日本による戦爭(zhēng)の罪を裁いた最も主要な裁判だ。
「日本は長(zhǎng)年、東京裁判を代表とする戦後裁判の否定に全力を盡くしてきた。したがって東京裁判の成果の維持は一刻の猶予もならない。中國(guó)は日本による侵略の最大の被害國(guó)であり、正義の聲を上げるべきだし、そうしなければならない」と、作者で上海交通大學(xué)東京裁判研究センター長(zhǎng)の程兆奇教授は指摘した。
同書(shū)は全面的かつ客観的な法理上の根拠及び國(guó)際的視點(diǎn)によって、東京裁判という世界的な裁判について、法廷の設(shè)置、管轄権をめぐる爭(zhēng)いから、犯罪行為の審理、判決?量刑にまでいたる各國(guó)の駆引きを明らかにしている。また、中國(guó)初公開(kāi)のものを含む、米國(guó)立公文書(shū)館、日本國(guó)立公文書(shū)館など重要機(jī)関所蔵の貴重な文獻(xiàn)及び寫(xiě)真を多數(shù)用いている。
東京裁判の中國(guó)側(cè)検察官?向哲濬氏の子で東京裁判研究センター名譽(yù)センター長(zhǎng)の向隆萬(wàn)教授は「數(shù)多くの青少年を始めとする一般市民向けの、東京裁判に関する普及教材?読み物は現(xiàn)在まれであり、本書(shū)の出版には國(guó)民教育という現(xiàn)実的意義がある」と語(yǔ)った。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年5月3日
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