北京市內(nèi)の某派出所にこのほど、身分証セルフ交付申請機が登場した。擔(dān)當(dāng)者が対応する窓口に並ぶ必要はなくなり、機械の前の椅子に腰かけ、畫面の案內(nèi)に従って個人情報を入力し、顔寫真の撮影、指紋登録、申請料の支払いを行うだけで、數(shù)分後に情報収集は全て完了する。全プロセスがセルフサービスで進められ、撮影した寫真に満足できない場合は、取り直しも可能だ。また、身分証の受領(lǐng)も、セルフサービス方式で行われる。交付申請機の隣に身分証受領(lǐng)機が設(shè)置されており、10営業(yè)日後、本人が指紋識別を行うことで、身分証を受け取ることができる。セルフ交付申請設(shè)備は24時間利用することができ、受領(lǐng)も24時間可能という。だが、同設(shè)備は現(xiàn)段階ではまだ試行段階にあり、全市4ヶ所の派出所に設(shè)置されている。試行狀況により、今後普及されるかどうかが決まるという。北京青年報が伝えた。
申請者は、畫面の案內(nèi)に従い、顔寫真の撮影、指紋登録、署名の確認などのプロセスを経て、5分以內(nèi)に申請作業(yè)を終えることができる
〇交付申請手続は5分で完了
記者は7月31日、和平里派出所に赴き、セルフ交付申請を體験した。身分証セルフ交付申請機が設(shè)置されている小さなスペースに入ると、まず自分の身分証情報の検証作業(yè)を行う必要がある。電子畫面に自分の身分証番號を入力する、あるいは身分証を読み取り端末の上に置く。そして、畫面に提示された選択肢の中から身分証更新の理由を選ぶ。選択肢は、「期限切れのため更新(申請料20元、1元は約16.4円)」と「紛失のため再発行(申請料40元)」の2種類がある。
上述の手続きを終えると、いよいよ身分証発行の手続きに進む。スペース內(nèi)では、「背筋を伸ばした姿勢で座ってください」という音聲アナウンスが聞こえる。準備が整うと、撮影が始まり、計2枚寫真を撮る。2枚の中から、自分が好きな1枚を選ぶ。2枚とも気に入らなかった場合は、撮り直しもできる。
その後、審査?指紋採集?申請料支払いに進む。申請料の支払いが終わると、身分証引換証が発行される。これで申請プロセスは全て終了したことになる。所要時間は5分足らず。その後は、受領(lǐng)日を待つだけとなる。
派出所の人民警察は、「身分証発行申請機で収集された情報は、公安內(nèi)部ネットワークに転送され、審査を受ける。10営業(yè)日後に、身分証ができあがる。この所要日數(shù)は、擔(dān)當(dāng)者がいる窓口で申請した場合とほとんど変わらない」と説明した。
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