中國社會科學院日本研究所の呂耀東外交研究室長は本紙の取材に「日本とドイツその他歐米諸國との防衛(wèi)協(xié)力は、1つには武器輸出入を通じて、自國の軍需産業(yè)及び軍事技術の発展を刺激するもの、もう1つには武器裝備?技術協(xié)力を通じて、雙方の軍事協(xié)力體制の構築を推し進めるものだ。これによって國際政治?軍事構造における地位を高め、最終的には軍事大國の野心を?qū)g現(xiàn)するのだ」と指摘した。

■制約がなくなり緊張を激化

日本とドイツとの防衛(wèi)協(xié)力は技術協(xié)力レベルのみにとどまるのだろうか？現(xiàn)時點で、決してそうではない。ロシアの通信社スプートニクは「これまでの経験から見て、日本が他國とのパートナーシップを求める時には、大多數(shù)の狀況下で、技術協(xié)力から始めるという顕著な印がある」と報じた。軍事技術協(xié)力を通じて軍事的パートナーシップを築くのは、すでに日本の「手順」となっているのだ。

崔氏は「今回獨日は武器技術面の協(xié)力協(xié)定に署名しただけで、雙方の防衛(wèi)協(xié)力は技術レベルのみに限定されるとはいえ、これは良い始まりではない」と指摘?！溉毡兢扔枻戏佬l(wèi)協(xié)力を加速し、すでに外務?防衛(wèi)擔當閣僚による?yún)f(xié)議（2プラス2）制度を常設している。獨日は政治?軍事面でまだ『2プラス2』制度を設けていないが、今回の防衛(wèi)技術協(xié)力が良くない始まりであることは間違いない」と述べた。

近年、日本は平和憲法の制約を脫して、憲法改正によって集団的自衛(wèi)権の行使を容認しようとし続けてきた。呂氏は「日本はすでに米日同盟の枠を超えて、NATOなどの組織や國と軍事協(xié)力を行い、アジア太平洋さらには世界の安定?平和に不安定化要因を増やしている。これは安倍氏がいわゆる『平和主義』の旗印を掲げて平和を破壊していることをまさに証明している。経済?貿(mào)易協(xié)力を通じて相互利益?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)する國際社會のメインストリームと反するものだ」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月2日