日本の安倍晉三首相は歐州6ヶ國歴訪のため、現(xiàn)地時(shí)間5日午後にベルギーに到著した。今回の1週間にわたる訪歐は過密スケジュールが組まれている。時(shí)事通信によると、安倍首相は東京都議選での自民黨の「歴史的大敗」をうけ、「外交的成果」によって不利な形勢を逆転させ、政治的存在感を示す意図があるとしている。人民日報(bào)海外版が伝えた。
テレビ朝日によると、現(xiàn)在內(nèi)政?外交両面で政治手腕を強(qiáng)く試されている安倍首相は、不利な狀況を外交で挽回する計(jì)畫だとしている。だが、これを「責(zé)任逃れ」と批判する聲も多い。自民黨は今月10日に衆(zhòng)參両院で加計(jì)學(xué)園問題を?qū)徸hすることに同意したが、安倍首相は外遊を理由に欠席する。黨內(nèi)が動揺し、問題が微妙な狀況にある中、これは難を避けるものとの指摘を免れない。
■積極的な外交で國民の支持を回復(fù)
都議選での自民黨慘敗で安倍政権は痛手を負(fù)った。フィナンシャル?タイムズによると、小池百合子元防衛(wèi)相の新政黨「都民ファーストの會」の勝利という結(jié)果は、ここ數(shù)年の日本政治の安定局面を揺るがし、小池氏率いる全く新たな政黨が東京で主導(dǎo)的役割を発揮することになり、小池氏が総選挙で自民黨に対して同様の攻勢をかける可能性があるとしている。ラジオ?フランス?アンテルナショナルによると、安倍政権は自ら率いる自民黨の東京での慘敗によって、國政への取り組みと政策推進(jìn)において大きな障害を受けることになり、今回の選挙結(jié)果は、安倍政権が國民の支持を失い、支持率が大きく下がり始めたことの一つの象徴でもあるとしている。
アジア?タイムズによると、安倍首相は4日、「自民黨は選挙結(jié)果を真摯に受け止め、深く反省して、國民の信頼を取り戻さなければならない」、「われわれは批判を真摯に受け止め、全力を傾けて、政権奪還時(shí)の初心に立ち返らなければならない」と表明したと報(bào)じた。
中國社會科學(xué)院日本研究所の呂耀東外交研究室長は、安倍政権にとって外交は得點(diǎn)となるので、都議選慘敗をうけ、安倍首相は訪歐によって支持率を回復(fù)したい考えだと指摘している。日経中文網(wǎng)によると、安倍首相は3日に行われた都議選慘敗後の臨時(shí)上層部會議で、「7月上旬にドイツで開かれるG20首脳會議時(shí)に積極的な外交を展開したい」と表明したとしている。
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