2017北京國際マラソン
中國人の生活水準(zhǔn)が向上するにつれ、健康的な生活をするためにスポーツをする人が増加している。スポーツが流行し、ライフスタイルの一種となっている。では、どんなスポーツが最も人気なのだろう?人気のスポーツには多くの人を引きつけるどんな理由があるのだろう?それらの動向から、中國人のスポーツ?健康に対するどんな変化が垣間見えるのだろう?人民日報海外版が報じた。
近年中國では、マラソンが人気のスポーツの一つとなっている。今年上半期、中國陸上協(xié)會に登録し開催されたマラソン大會が65大會あった。今年の年末に、その數(shù)は400大會を超え、參加者の數(shù)も延べ500萬人を超えると予測されている。
中國人はなぜこれほどマラソンが好きなのだろう?笑い聲、涙、必死な姿が、23日に四川省成都市で開催された國際マラソン大會、17日に開催された北京國際マラソン大會の參加者に満ち溢れていた。そのようなムードに包まれて、多くの人が溫かい気持ちになり、現(xiàn)在のスポーツブームに拍車をかけている。マラソン愛好者のほとんどが口をそろえて「人生もマラソンのレースのようなものだ」とする所以だろう。
體とメンタルを鍛えることができるマラソン
あるネットユーザーは今年の北京マラソンに參加した後、「あんなにつらいのに、どうして走ることをやめられないかというと、全身の細(xì)胞が騒ぎ、風(fēng)を切るような心地よさを感じることができるから。今回の北京マラソンには、笑い、涙、感動、苦しみ、忍耐があり、私の大好きな人たちが參加していた」と書き込んだ。同ネットユーザーは、走っている時に足がつったものの、がんばって完走したという。
多くのマラソン愛好者にとって、マラソンの意義は、「我慢強(qiáng)く努力すること」、「勇気を持って力強(qiáng)く前へ進(jìn)むこと」、「自分に打ち勝つという挑戦」、「今までできなかったことをやり遂げた時に感じる歓喜」にあるという。
文化學(xué)者の李大白氏は、「マラソンをすることで、體の基本的な機(jī)能を鍛えることができるほか、メンタルを鍛えることもできる。マラソンをする人は、勝ち負(fù)けではなく、がんばり続ける精神や、自分の限界に挑戦する態(tài)度を強(qiáng)調(diào)する。米國の心理學(xué)者のアブラハム?マズローの自己実現(xiàn)理論で言うと、すでに自己実現(xiàn)することができている狀態(tài)」との見方を示している。
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