米國の有名ベンチャー投資調(diào)査會社のCBインサイトはこのほど、「世界ユニコーン企業(yè)ランキング」を発表した。214社がランク入りし、國別で中國は2位、米國が1位だった。ベスト10の顔ぶれをみると、米國企業(yè)が6社で、殘りの4社は滴滴出行、小米、陸金所（上海陸家嘴國際金融資産取引市場股フン有限公司＜フンはにんべんに分＞）、新美大とすべて中國企業(yè)だった。「北京日報(bào)」が伝えた。

投資の世界では、評価額が10億ドル（1ドルは約112.5円）以上で、創(chuàng)業(yè)してからそれほど時間の経っていない企業(yè)をユニコーン企業(yè)と呼び、ニューエコノミー発展の重要なバロメーターとされる。CBのランキングは10億ドルがボーダーラインで、今年はベンチャー企業(yè)214社がランク入りし、評価額の合計(jì)は約7450億ドルに達(dá)した。トップのウーバーは評価額680億ドルで世界で最も価値のある科學(xué)技術(shù)ベンチャー企業(yè)になり、中國の滴滴と小米が2位、3位に並んだ。

今回ランク入りした214社のうち、中國企業(yè)は55社に上り、滴滴、小米、陸金所、新美大はベスト10入りを果たした。滴滴の評価額は500億ドルで総合2位、小米は460億ドルで総合3位だった。金融資産取引會社の陸金所は185億ドルで8位。美団網(wǎng)と大衆(zhòng)點(diǎn)評網(wǎng)が合併してできた新美大は180億ドルで9位。このほか今日頭條、摩拝単車（モバイク）、ofo、VIPKIDなどの中國企業(yè)16社が初めてランク入りした。

分析によれば、2013年には、米國企業(yè)がユニコーン企業(yè)ランキングを獨(dú)占し、非米國企業(yè)は全部で27％にとどまった、だがここ數(shù)年は米國以外のベンチャー企業(yè)が急速な成長を遂げ、14年は非米國企業(yè)の割合が37％に上昇し、15年は53％に増加し、16年は58％に達(dá)した。今年は57％だ。CBのまとめた統(tǒng)計(jì)では、今年新たにランク入りしたベンチャー企業(yè)42社のうち、24社は非米國企業(yè)だった。

注視されるのは、米國と中國の両國で世界のユニコーン企業(yè)の80％以上を獨(dú)占していることで、3位のインドでも約4％しかない。産業(yè)分布をみると、中國では16産業(yè)でユニコーン企業(yè)が誕生し、企業(yè)數(shù)の上位3産業(yè)はEC産業(yè)、金融産業(yè)、文化娯楽産業(yè)で46％を占めた。アント?ファイナンシャル、陸金所、京東金融などの企業(yè)が金融分野の平均値を引き上げ、今日頭條、VIPKIDは文化教育分野での優(yōu)位性が目立った。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月27日