外出の際には財(cái)布を持たずに、スマートフォンですべての決済を完成できる。かつて走り回り、列に並んでようやく手続きできたことが今では、家にいながら済ませられるようになった。5年前では想像もできなかったことがすでに當(dāng)たり前になっている。

中國(guó)の権威のあるシンクタンク「瞭望智庫(kù)」が10日に発表した「2010－2017國(guó)民満足度に寄與する科學(xué)技術(shù)革新に関する分析報(bào)告」によると、2010年から2017年までの5年間において、中國(guó)の國(guó)民の科學(xué)技術(shù)分野に対する満足度が50.01ポイントから85.99ポイントまでアップした。各分野の科學(xué)技術(shù)の成果において、第三者決済サービス?支付寶（アリペイ）を代表とするモバイル決済は國(guó)民の満足度向上への寄與率が26.91％で、最も高くなっている。

この報(bào)告は中國(guó)初の科學(xué)技術(shù)分野への満足度に関する報(bào)告。同報(bào)告は製造技術(shù)、情報(bào)技術(shù)、生物技術(shù)、新エネルギー技術(shù)、新材料技術(shù)という五つの分野が成し遂げた成果を?qū)澫螭趣筏?、客観的なデータと感情指數(shù)の両方面から分析を行い、科學(xué)技術(shù)の革新が國(guó)民の満足度を向上させたことを明らかにしている。

同報(bào)告によると、科學(xué)技術(shù)の各分野に対する國(guó)民の満足度への寄與率は、情報(bào)技術(shù)が他の四つの分野の合計(jì)を超える61％という高い數(shù)値を出した。なかでもモバイル決済は26.91％の比率でトップを占め、人々の日常生活を変えつつあるモバイル決済が國(guó)民にとって比較的満足度を感じやすいものであることがわかる。

また同報(bào)告によると、モバイル決済の発展は支払い方法をより便利にするだけでなく、ネットショッピングやシェア自転車などの分野の急発展を促している。モバイル決済やリモート認(rèn)証、バイオ認(rèn)証などの技術(shù)は中國(guó)人の消費(fèi)とライフスタイルを徐々に変えており、國(guó)民に目に見える満足をもたらしている。

モバイル決済は國(guó)民の生活を大きく変えると同時(shí)に、公共サービスの分野でも活用されており、政府の公共サービスの効率と質(zhì)を向上に役立っている。支付寶を例にすると、現(xiàn)在、全國(guó)の31の省區(qū)市における357都市がすでに支付寶の「都市サービス」機(jī)能を?qū)毪?、水道光熱費(fèi)や罰金、運(yùn)賃、オンライン受付などをモバイル決済で済ませることができるようになっている。

同時(shí)に、同報(bào)告は中國(guó)の革新発展戦略は中國(guó)の國(guó)民により多くの獲得感をもたらすだけでなく、技術(shù)輸出と経験シェアにより世界の國(guó)民にも獲得感をもたらしたとしている。先端製造、モバイル決済、シェア経済など人々の生活と密接に関わる分野において、中國(guó)は追隨者からリーダーへとその役割をチェンジさせている。

同報(bào)告によると2012年、中國(guó)のモバイル決済市場(chǎng)の取引額は1511億4000萬(wàn)元だったが、2016年にはその取引量が257億1000萬(wàn)件に達(dá)し、取引額は157兆元に上り、これは米國(guó)の50倍にも相當(dāng)する。2017年6月までの中國(guó)におけるモバイル決済のユーザー數(shù)は5億1100萬(wàn)人に達(dá)し、その使用率は69.4％に達(dá)した。この數(shù)値は今後も増加し続けるとみられている。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年10月12日