中國の戦國時代に中原で覇を唱えていた晉國はその後、韓?趙?魏の三國に分かれた。これは歴史上、「三家分晉」と呼ばれている。山西省考古研究所紀元前考古研究センターの王俊主任によると、考古研究者は太焦高速鉄道楡社區(qū)間の偶爾坪遺跡で、全國でも稀な戦國時代の建築物の遺跡を発見した。新華社が伝えた。
同考古プロジェクトの責任者でもある王氏によると、今回発掘された偶爾坪遺跡の地層の堆積は単純だが、その文化面での內容物は豊富で、灰坑や灰溝、小型墓葬、灰坑葬、陶窯、土坑灶、地下建筑基礎、地上盛り土基礎などの痕跡が見つかった。時代は戦國時代前期から後期に跨る。なかでも地下建築基礎と地上盛り土基礎は、今回の発掘で最も重要な発見となった。地下建築基礎は4ヶ所見つかり、地上盛り土基礎は2ヶ所見つかっている。
王氏は「戦國時代の建築物の遺跡は、これまでの発掘調査では極めて稀であり、現(xiàn)時點では建築物の用途が不明瞭だが、戦國時代の地上?地下建築の形成?技術?機能などの研究にとって、極めて高い価値を持つ」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月17日
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