北京市房山區(qū)の閻村北駅から同區(qū)の燕化駅と周口店鎮(zhèn)駅までを結(jié)ぶ、北京地下鉄燕房線は、中國國內(nèi)初の完全に獨自の知的財産権を持つ、全自動無人運転の地下鉄。今月末にも同路線は乗客を乗せた運行をスタートさせる。
「無人運転」地下鉄がどのようにその運転や乗車の安全を確保するのかという點について関心を抱く人は多い。
北京地下鉄燕房線シグナルシステムプロジェクトマネージャーの呂愛國氏は、「従來型の列車制御システムをベースに新しいシーンに対応する機能を加えている。例えば車両に搭載された追突防止システムは、運行中に障害物にぶつかった場合、緊急ブレーキを作動させる。また、人がドアに挾まった場合は、ドアは3回自動で開閉を行う。もし、それでもドアが閉まらない場合は、開いたままの狀態(tài)となり、問題が発生したドアの監(jiān)視カメラが映像をコントロールセンターへ転送し、そこから駅員に緊急対応の指示が下される。
また車內(nèi)で火災(zāi)が生じた場合は、通報の情報が內(nèi)部システムによりコントロールセンターに伝達。その後、コントロールセンターから次の駅に到著後、ドアを閉めないようコマンドが送られ、同時に乗客に緊急避難に関する音聲アナウンスが流される。車內(nèi)には消火器が常備されており、乗客は緊急用レシーバーでコントロールセンターと通話することができ、コントロールセンターは乗客に対し、緊急避難や消火に対する指示を與えることができる。(編集TK)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月19日
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