中國航天科技集団第十一研究院が発表した情報によると、同研究院が開発する長航続時間森林消防型無人機「彩虹4」がこのほど、甘粛省嘉峪関空港でテスト飛行に無事成功した。これは同無人機が空から広い地上に向け、複雑な地形と建築物の火災(zāi)リスクチェック、現(xiàn)場救助?指揮、火災(zāi)偵察?予防?制御を行うことが可能になったことを意味する。新華社が伝えた。
研究者は取材に対し、「森林火災(zāi)予防?制御及び救助の過程において、彩虹4は従來の消火?救助活動における問題を効果的に回避できる?,F(xiàn)場の狀況を撮影?追跡し、指揮?決定に信頼性の高い根拠をもたらす。また人員を偵察に派遣することで生じうる火災(zāi)による死傷の危険を回避できる」と説明した。
同研究院彩虹無人機開発責(zé)任者の石文氏によると、「空のロボット」である彩虹無人機は可視光?サーモグラフィー?遠赤外線探査裝置を搭載することができるだけでなく、森林の上空の固定されたルートを長時間巡航でき、操縦者の疲労による運用時間の制限とも無縁となる。また搭載されている高度計と障害物回避システムにより、森林の低空飛行も可能で、丘や斜面なども即座に回避できる。
現(xiàn)在は森林消防向け以外にも、彩虹4は航空探査や海上巡航、海上緊急捜索、通信中継、海洋環(huán)境観測?評価、海洋生態(tài)災(zāi)害観測、海洋原油漏れ観測、海洋動植物保護などの各分野でも応用されている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月16日
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