中國初の海洋水中生態(tài)環(huán)境定量オンライン観測システムが、渤海と黃海の境界線に位置する山東省蓬萊ですでに3日間稼働している。プロジェクト責(zé)任者、國家海洋技術(shù)センター研究員の羅続業(yè)氏は27日、取材に対して、「中國が3年をかけ自主開発した初の海底環(huán)狀生態(tài)観測ネットが、投入に成功した。これは中國海洋生態(tài)オンライン観測活動が、新たな段階に入ったことを意味している」と話した。科技日報(bào)が伝えた。

羅氏は、「水溫と塩分が上がって、その圧力が高まると、海水中のpH値と溶存酸素の濃度が下がる。一定の水深に達(dá)すると濃度が変わらなくなり、圧力が高まり続け、溶存酸素の濃度が低下から上昇に転じる。これには水溫?塩分?水深のpH?溶存酸素に対する影響の數(shù)學(xué)モデルが必要になる。各種要素が全體に占める誤差を研究し、センサーの環(huán)境要因影響をリアルタイムで補(bǔ)完することで、センサーの測量の精度をさらに高めることができる」と例を挙げて話した。

情報(bào)によると、同プロジェクトの実施により近海の伝統(tǒng)的な分散型サンプル?yún)Ъ鳂I(yè)が、長期的かつ持続的な、リアルタイム?オンラインの観測モデルに変わる。また國産生態(tài)センサーの長期的?安定的な性能を高め、目標(biāo)海域の水質(zhì)の全過程における観測及び突発的水質(zhì)リスクの正確な早期警戒を?qū)g現(xiàn)する。また、近海で多発する生態(tài)災(zāi)害、悪化を続ける生態(tài)環(huán)境の観測及び早期警戒などに、技術(shù)面のサポートを提供する。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年6月28日