現(xiàn)在開(kāi)催中の第8回児童演劇祭で、0歳から3歳の乳幼児向け特別公演が初めて行われた。24日と25日の両日、日本児童?青少年演劇劇団協(xié)同組合による乳幼児のための舞臺(tái)蕓術(shù)「KUUKI(空気)」は、2歳以下の乳幼児向けの演目で、最年少の観客は1歳だった。8月24日から26日には、ノルウェー?フォード劇場(chǎng)による児童劇「すずめ」が、3歳以下の幼児向け作品として上演される。北京晩報(bào)が伝えた。
演目「KUUKI(空気)」の演出は、極めて斬新だった。開(kāi)場(chǎng)後、係員がまず、上演に関する注意事項(xiàng)を説明。その後観客は全員會(huì)場(chǎng)を離れ、キャストが準(zhǔn)備を進(jìn)める。乳幼児がハイハイしても問(wèn)題のない清潔な環(huán)境が整えられ、観客が再入場(chǎng)する際には、全員靴を脫ぐことを指示され、子供と一緒に役者と非常に近い距離にあるマットの上に座った。
その後、時(shí)には悠々とした、時(shí)には軽快なオルガンの音が響き渡り、舞臺(tái)幕によって風(fēng)が生じ、風(fēng)鈴の軽い音を立て、風(fēng)船がふわふわとただよう中で、キャストは、この快適で溫かく、心の落ち著ける空間に大人と子供の観客を誘った。キャストは、まるで空気が動(dòng)くような感覚で演技を行い、數(shù)人の子供たちは自分からキャストの近くに歩み寄り、キャストと一緒に動(dòng)き、這い、踴り、最高に可愛(ài)らしかった。
「KUUKI(空気)」のプロデューサーを務(wù)めた太田昭氏は、次の通りコメントした。
「わずか1歳前後の子供は、さまざまな言葉を使う、あるいは理解することはできない。だが、彼らも日常生活の視點(diǎn)を持っており、物事を惹きつけることができる。彼らも、セリフによる言語(yǔ)表現(xiàn)を伴う演劇を「観て」理解できるのだ。子供は、6歳ごろになると、完全な思考體系を構(gòu)築し、言葉を巧みに使って自分の考えを他者に伝えることが可能となる。また、6歳前であっても、彼らにより多くの様々な體験や五感による刺激を與えることで、彼らの脳內(nèi)に様々な種を撒くことができる。これも、『KUUKI(空気)』を創(chuàng)作した目的の一つだ。子供たちのためにより多くの非日常を創(chuàng)り出し、より豊かな感覚的刺激と感情的な體験を與えたかった」。 (編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月27日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫(xiě)真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn