臺(tái)灣地區(qū)の大手求人サイト「1111人力銀行」は30日、「サラリーマンの貧富の差」と題する調(diào)査報(bào)告書(shū)を発表した。これによると、回答したサラリーマンのうち「臺(tái)灣地區(qū)における貧富の差は8ポイント以上（10ポイント満點(diǎn)、ポイントが高いほど強(qiáng)く感じている）」とした人は89％に上り、平均は9.09ポイントに達(dá)した。新華社が報(bào)じた。

「貧富の差をもたらす原因は？」との問(wèn)いに対し、「職場(chǎng)の環(huán)境全體が悪く、出世するチャンスが少ない」と答えた人は73.44％と最も多かった。このほか、「?jìng)€(gè)人の努力が足りない、學(xué)歴が高くない（30.77％）」、「生まれた家庭が悪かった。父親が裕福ではない（29.45％）」などが挙がった。また、「サラリーマンにとって最大のストレス」については、「給料が低すぎる（43.34％）」、「借金がある（16.31％）」、「生活費(fèi)の支出が大きい（9.88％）」などの回答が寄せられた。年齢別のクロス分析によると、45歳以上の回答者のストレスが最も深刻だった。

回答者のうち、「毎月給料を受け取っても、全く貯蓄できない」としたサラリーマンは46％に上った。このうち31.03％は、「収支トントンで、貯蓄できない」と答え、14.63％は、「収入より支出の方が多く、借金で暮らしている」としている。このほか、「何とか貯蓄する分を絞り出している」と答えた人は54％を占め、毎月の平均貯蓄額は、月給の約3割にあたる1萬(wàn)673新臺(tái)灣ドル（1新臺(tái)灣ドルは約3.6円）だった。

サラリーマンが「所得増」作戦として選ぶ方法は、「積極的に投資して資産管理を行う」が48.93％を占めた。このほか、「時(shí)間をひねり出して兼業(yè)する」、「今の仕事以外の技能を身につける」などの答えが挙がった。また、「貧富の差という問(wèn)題を解決するために、政府に何を期待するか」という問(wèn)いに対し、「初任給を引き揚(yáng)げることが最も効果的」と答えた人は66.08％に達(dá)し、「物価上昇を抑制する」、「住宅価格を抑制する」、「社會(huì)福利を充実させる」などの答えがこれに続いた。

臺(tái)灣関連部門(mén)による2016年総合所得稅に関する資料によると、所得稅申告を行った622萬(wàn)世帯のうち、所得が高い上位5％の世帯平均申告額は468萬(wàn)7千新臺(tái)灣ドル、所得が低い下位5％の世帯平均申告額は4萬(wàn)4千新臺(tái)灣ドルと、両者の差は106.5倍と、過(guò)去最高を記録した。

1111人力銀行による今回の調(diào)査は、求職登録會(huì)員に対するオンラインアンケート調(diào)査という形で進(jìn)められた。調(diào)査期間は今年7月9日から27日まで、調(diào)査方法は1073組の無(wú)作為サンプリング方式、信頼係數(shù)は95％、誤差はプラスマイナス2.99。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年7月31日