23日に開(kāi)幕した第24回「中國(guó)月餅文化フェスティバル」で発表された「2018年中國(guó)月餅業(yè)界の発展の動(dòng)向」報(bào)告によると、「過(guò)剰包裝」、「あまりに高価な月餅」が少しずつ姿を消しつつある一方で、新しい種類やテイストの月餅の販売數(shù)が伸びていることが明らかになった。なかでも、冷凍の半調(diào)理済み月餅や店で作った作りたて製品が人気の商品となっている。文化フェスティバルでは、月餅の品質(zhì)抜き取り検査の結(jié)果も発表され、今年の月餅の合格率は98.5％だった。北京晩報(bào)が報(bào)じた。

報(bào)告によると、月餅は、伝統(tǒng)食品と文化的商品というあるべき姿への回帰をほぼ実現(xiàn)しており、今年の月餅業(yè)界全體の販売數(shù)と売上は共に5‐10％増となると見(jiàn)込まれている。ただ、人件費(fèi)や原材料、物流などのコスト上昇を背景に、月餅の価格もやや上がることになるとみられている。

中國(guó)ベーカリー食品糖制品工業(yè)協(xié)會(huì)の張九魁?副理事長(zhǎng)兼秘書(shū)長(zhǎng)は、「健康的で、おしゃれ、おいしい、栄養(yǎng)価が高いというのが新商品の開(kāi)発の方向性。種類の面では、広東風(fēng)の月餅の割合が少し高まり、北京風(fēng)、蘇州風(fēng)、雲(yún)南風(fēng)などの月餅、イノベーション型の月餅などの販売數(shù)も伸びている。主流は依然として、伝統(tǒng)的な商品、伝統(tǒng)的な味で、地域の特徴を備えた月餅や中國(guó)風(fēng)と西洋風(fēng)をコラボさせた月餅なども次々に登場(chǎng)して人気となっている。また、若い消費(fèi)者層の消費(fèi)の観念が一層重視されるようになっており、おしゃれな月餅、斬新な包裝、新しい理念、新しい味の月餅などの販売數(shù)も伸びると予想されている。冷凍の半調(diào)理済み月餅や店作った作りたて商品も人気となるだろう」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018 年8月27日