四川省の成都雙流國(guó)際空港では預(yù)け入れ荷物の検査が秩序正しく行われていた。そんな中、畫(huà)面上に「疑わしい物品」とアラームが自動(dòng)表示された腕輪が現(xiàn)場(chǎng)の職員の注意を引いた。象牙製品の疑いがあったが、トランクを開(kāi)けて調(diào)べてみたところ、あるべきはずの象牙製品は見(jiàn)つからなかった??萍既?qǐng)?bào)が伝えた。
同空港稅関當(dāng)局の責(zé)任者である楊洋氏は、「検査機(jī)は象牙製品を確認(rèn)していたので、現(xiàn)場(chǎng)の職員は通行を許可しなかった。監(jiān)視カメラをチェックし、當(dāng)事者の身體検査を行ったところ、そのふくらはぎに象牙の腕輪、櫛、箸など計(jì)20點(diǎn)が隠されていた。重さにして約465.1グラムだった」と話した。
成都稅関は全國(guó)で初めてCTスキャン型荷物検査機(jī)による検査を試験的に行っている稅関であり、第1期の全國(guó)スマート畫(huà)像検査を試行中だ。スマート畫(huà)像検査技術(shù)によりAIによる監(jiān)督管理のアシストを?qū)g現(xiàn)する。成都稅関はさらに旅客検査の現(xiàn)場(chǎng)で、今年最大規(guī)模の象牙密輸を防いだ。押収された象牙製品は18點(diǎn)で、重さ1725グラムにのぼる。
◆荷物の真の姿を暴き出すAI稅関
雙流空港の稅関は今年より、この「AI稅関」スマート畫(huà)像検査設(shè)備を使用している。新型デュアルエナジーX線透視による物質(zhì)識(shí)別方法を採(cǎi)用。CT畫(huà)像の補(bǔ)助により、スキャンされた物體の効果的な原子番號(hào)と電子密度の分布を再現(xiàn)する。さらに平行線の性質(zhì)を持つ直線軌道CTイメージングシステムを使い、荷物の斷層畫(huà)像を作る。物體が重なる問(wèn)題を解消し、比較的正確な物質(zhì)識(shí)別を?qū)g現(xiàn)した。楊氏は、「システムは3ミリごとに斷層スキャンを行う。物品の密度、有効な原子番號(hào)及び形狀といった物理的特性を知ることができる」と述べた。
楊氏は、「科學(xué)技術(shù)の手段により物品の形狀?密度?原子番號(hào)を総合的に分析し、畫(huà)像を判斷する。また機(jī)械學(xué)習(xí)により、現(xiàn)在のスマート畫(huà)像検査の畫(huà)像の判斷にかかる時(shí)間は平均3秒と、ベテラン職員による水準(zhǔn)に達(dá)している。また検査の所要時(shí)間は職員の50分の1に短縮されている」としている。
このスマート畫(huà)像検査設(shè)備は「學(xué)習(xí)」を重ねることで、荷物検査畫(huà)像を自動(dòng)的に識(shí)別し、その品目を初歩的に判斷できるようになっている上、重點(diǎn)監(jiān)督管理物品の早期警戒などの機(jī)能も備えている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年9月12日
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