銀川市から南に約56キロ下がった呉忠市にある黃沙窩村の黨支部書記?王萬智氏によると、「同技術(shù)が採(cǎi)用された面積は、14年の約3.3ヘクタールから翌年には約80ヘクタールに増加し、今年は村全體で約466.66ヘクタールまで増えた」という。同村では高齢化が深刻で、若い人は出稼ぎに出てしまっているため、農(nóng)業(yè)を営んでいるのは50-60歳の中年の人々ばかりだ。王氏は、「この技術(shù)なら、苗の移植と基肥の施用が一度でできるため、作業(yè)量が減る。苗の移植と基肥の施用をする機(jī)械の性能は高く、無駄になる苗がない。また、肥料のやりすぎや少なすぎるという狀況も避けられる。追肥分は必要なく、肥料を苗の近くに條施用するため、養(yǎng)分の流失を効果的に減らし、作業(yè)量が減るだけでなく、肥料の節(jié)約にもなる。さらに、生産量も8-10%増える。側(cè)條施肥法を採(cǎi)用してから、農(nóng)家1軒當(dāng)たりの年間平均収入が4000-6000元増えた」と説明する。
また、王氏は、「肥料の利用効率が向上し、使う肥料の量が減り、土に染み込んでいく肥料に含まれる窒素、リン、カリウムの量も減る。使う肥料を30-40%減らすことができれば、土壌汚染防止や食品の安全保障にもつながり、環(huán)境にやさしい生態(tài)農(nóng)業(yè)技術(shù)體系の構(gòu)築に大きな影響を與える」と、この技術(shù)を採(cǎi)用することの最大のメリットは土地の汚染を抑制することと指摘する。
JICAの「持続的農(nóng)業(yè)技術(shù)研究開発計(jì)畫(第2期-環(huán)境に優(yōu)しい農(nóng)業(yè)技術(shù)開発及び普及)」は5年間の農(nóng)地でのテストを終え、14年からは第3期の計(jì)畫が実施され、技術(shù)成果の推進(jìn)段階に入っている。中日農(nóng)業(yè)技術(shù)研究発展センターの専門家は、同技術(shù)を黒竜江省や江蘇省、遼寧省のモデルポイントにも導(dǎo)入している。
中日の科學(xué)技術(shù)協(xié)力がピークを迎えた1980年代に、JICAを通した技術(shù)協(xié)力も始まった。これまでに、JICAを通して実施された各種協(xié)力プロジェクトの數(shù)は500プロジェクトを超え、日本側(cè)が派遣した専門家の數(shù)は約1萬人、中國(guó)が日本に技術(shù)習(xí)得のために派遣した人員の數(shù)は延べ3萬5000人以上となっている。今年は中日平和友好條約締結(jié)40周年を迎え、柏処長(zhǎng)は寧夏を視察した際、「中日の科學(xué)技術(shù)の協(xié)力は補(bǔ)完性が強(qiáng)く、雙方は強(qiáng)い協(xié)力の意向を抱いている。協(xié)力できる余地はまだ大きく、今後、両國(guó)の協(xié)力は必ず一層緊密になるだろう」と、何度も指摘した。
農(nóng)業(yè)農(nóng)村部は最近、水稻の側(cè)條施肥法が、同部が選んだ18年の重要牽引性農(nóng)業(yè)技術(shù)10項(xiàng)目の一つに入ったと発表した。王氏は、「JICAが持続的農(nóng)業(yè)技術(shù)研究開発計(jì)畫を?qū)幭膜菍g施し、側(cè)條施肥法を?qū)毪筏皮欷郡长趣恕ⅳ趣皮飧兄xしている。日本では、この技術(shù)を野菜の栽培にも運(yùn)用していると聞いている。私たちのチームもジャガイモの栽培に応用することを検討している。中日両國(guó)が、互いに學(xué)び合い、交流の機(jī)會(huì)をたくさん作り、技術(shù)的に互いに補(bǔ)い合うというのは、雙方にとって良いことだ。中日両國(guó)が今後、さらに多くの科學(xué)技術(shù)協(xié)力を展開し、両國(guó)の國(guó)民に益を及ぼすことを願(yuàn)っている」と語(yǔ)る。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年11月15日
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn