中國(guó)國(guó)家郵政局のモニタリングデータによると、ダブル11（11月11日のネット通販イベント）におけるEC業(yè)者の注文書取扱量は前年同期比25.12％増の13億5200萬件に達(dá)した。

10億個(gè)の宅配便荷物とはどれほどの量になるのだろうか？米國(guó)における20日間分、英國(guó)においては実に4ヶ月分の宅配便取扱個(gè)數(shù)に相當(dāng)し、さらに中國(guó)の2006年の通年における宅配便取扱個(gè)數(shù)にも匹敵する量となる。

この約10年間で、中國(guó)の宅配便取扱個(gè)數(shù)は3800倍以上という凄まじい勢(shì)いで急増している。

その膨大な數(shù)の荷物を、配達(dá)員が一個(gè)一個(gè)配達(dá)していかなければならない。ECサイト?天貓の統(tǒng)計(jì)によると、宅配便荷物1億個(gè)を配達(dá)するのに13年は9日間かかっていたものの、17年には2.8日に短縮され、今年はさらに短縮されたとしている。

中規(guī)模の宅配便會(huì)社で配達(dá)員として働き、今年4回目の「ダブル11」を迎えた隰さんは、「今年は去年の3－4倍の量。會(huì)社は自動(dòng)化設(shè)備を?qū)毪?、物流效率も大きく向上したが、毎日午?時(shí)から午後10時(shí)まで働くのが、『ダブル11』後の常態(tài)だ」と話す。

隰さんは1日におよそ300個(gè)の荷物を配達(dá)し、300－400回電話をかける。そして、1日あたりの歩數(shù)は5－6萬歩で、約40キロに相當(dāng)するため、毎日フルマラソンをしているようなものだ。彼が使う電動(dòng)宅配バイクも1日當(dāng)たり50－60キロ走行するため、バッテリーを3－4回は交換する必要がある。

この時(shí)期1日3食は全て買い食いで済ませ、配達(dá)しながら食べ、トイレに行く時(shí)間を節(jié)約するため、水もできるだけ飲まないようにしているという。

こうした狀態(tài)が今月20日前後まで続き、ようやく落ち著くころには、「ダブル12（12月12日のネット通販イベント）」やクリスマス、元旦、春節(jié)（舊正月）など、再び取扱い荷物數(shù)が増える大きなイベントが次々とやってくることになる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月21日