寫真提供?中國(guó)鉄路ハルピン局集団有限公司。

中國(guó)鉄路哈爾濱(ハルピン)局集団有限公司は18日、中國(guó)の高速鉄道網(wǎng)「八縦八橫」のうち、最も北の「一橫」に屬するハルピンと牡丹江を結(jié)ぶ哈牡高速鉄道がテスト運(yùn)行の段階に入り、今年末には正式に開通する見込みであることを明らかにした。また、同鉄道と接続することになる牡丹江と綏芬河を結(jié)ぶ牡綏鉄道も速度をアップした運(yùn)行テストを同時(shí)に実施しており、高速鉄道が間もなく、ロシアとの國(guó)境沿いにある綏芬河駅まで到達(dá)することになる。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

全長(zhǎng)293キロ、設(shè)計(jì)速度250キロとなる哈牡高速鉄道の工事は2014年12月に始まった。全線にわたり橋梁108本、トンネル39本が設(shè)けられ、正式開通後は、ハルピンと牡丹江をこれまでの4時(shí)間17分から約2時(shí)間で結(jié)ぶことになる。

運(yùn)行テストは30日間にわたって行われ、高速列車の運(yùn)行パラメーター測(cè)定、故障時(shí)を想定したテスト、緊急時(shí)訓(xùn)練、ダイヤに基づく走行、沿線設(shè)備?施設(shè)の検査、システムの安定性や能力の測(cè)定などが実施される。そして、正式開通に向け、全ての條件を整える。

哈牡高速鉄道は、亜布力スキー場(chǎng)や橫道河子の映畫村?威虎山影視城など、黒竜江省の人気観光地ポットを通過(guò)するため、開通後はこうしたウィンター観光の際に利用可能な路線となる。

その他、同鉄道と接続することになる牡綏鉄道も速度をアップした運(yùn)行テストを同時(shí)に実施しており、高速鉄道が間もなく、ロシアとの國(guó)境沿いにある綏芬河駅まで到達(dá)し、新時(shí)代における中國(guó)の東北地方の振興促進(jìn)や中國(guó)とロシアとの貿(mào)易、交流の加速にも拍車がかかることになりそうだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年11月19日