2018年、中國大陸部の海外旅行者數(shù)が延べ1億4000萬人に達(dá)した。1億2900萬人だった17年より1100萬人多く、13.5%増となった。これにより中國は、世界一の観光客の送り出し國の地位を保った。參考消息網(wǎng)が報じた。
中國旅游(観光)研究院がこのほど発表した「2018観光経済運行総まとめシリーズ報告」によると、18年、中國大陸部の旅行者は157ヶ國に旅行に行った。おなじみの人気旅行先のほか、これまではそれほど人気ではなかったローカルな國に行く人も増え始め、人気となっている。
南極の旅行者の2割が中國人観光客
現(xiàn)在、中?東歐16ヶ國に旅行に行く中國人が急増中だ。13年には延べ28萬人だったその數(shù)は、17年に延べ137萬人にまで増えた。
南極を見ると、18-19年の観光シーズン、中國人観光客は延べ1萬人に達(dá)すると見られている。南極旅行者の5人に一人は中國人観光客という計算になり、南極にとって中國人観光客は「超お得意様」となっている。
18年の観光消費額が1200億ドルに
中國旅游研究院の戴斌院長は、「中國人の海外旅行は、世界の観光業(yè)の発展に多大な貢獻(xiàn)をしている。17年の世界のインバウンド客を見ると、中國人観光客が全體の10%を占めていた。また、同年、中國人観光客の観光消費額は1000億ドル(1ドルは約108.46円)以上となり、18年には1200億ドル以上に達(dá)したと見られている」と指摘する。
中國國家旅游局が発表している統(tǒng)計によると、中國は長年、世界一の観光客の送り出し國の地位を保っており、18年もその地位を守り、さらに、タイ、日本、韓國、ベトナム、カンボジア、ロシア、モルディブにおける最大の観光客の送り出し國の立場も維持したと見られている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月17日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn