2018年にはグローバル観光経済の成長が鈍化し、中國観光市場は観光収入が引き続き世界トップ5に入った。今月16日に発表された「世界観光経済傾向報(bào)告（2019年）」によると、18年には世界の観光客數(shù)と観光収入がともに減少したが、中國市場の観光収入は安定し、12年から7年連続で世界5位以內(nèi)に入った。19年の世界の観光客數(shù)はのべ127億6千萬人に達(dá)して前年比5.5％増加し、増加率は18年を0.5ポイント（p）上回ることが予測される。また世界の観光収入全體は5兆5400億ドル（1ドルは約109.0円）に達(dá)する見込みだ?！副本┥虉?bào)」が伝えた。

同報(bào)告によると、18年の世界の観光客數(shù)はのべ121億人に達(dá)し、同5億8千萬人増加したが、増加率は5％で17年より0.7p低下した。世界の観光収入は5兆3400億ドルで同0.4％減少した。観光収入の世界シェア上位の20ヶ國?地域（T20諸國）で、観光収入全體の約80％を占める。注目されるのは、観光収入の世界シェア上位5ヶ國を12年からずっと米國、中國、ドイツ、日本、英國が占めてきたことだ。

観光客一人あたりの平均國內(nèi)旅行回?cái)?shù)によって、T20諸國を5つのグループに分けることができる。第1グループは回?cái)?shù)の多い米國、オーストラリア、スペインで、米國とオーストラリアは最も多い4回、スペインは3.5回。第2グループは中國、日本、フランス、カナダ、マレーシアで3回。第3グループはドイツ、英國、韓國、フィリピン、サウジアラビアで1.5?2回。第4グループはインド、インドネシア、ブラジル、メキシコ、イタリア、トルコで、回?cái)?shù)は1回にとどまる。第5グループはロシアで、回?cái)?shù)は1回未満だった。

業(yè)界関係者は、「ここ數(shù)年、中國観光市場は全體として安定成長の流れをずっと保ってきた」と分析する。國家統(tǒng)計(jì)局のデータでは、13?17年に中國の國內(nèi)観光収入全體は徐々に増加し、17年は4兆5700億元（1元は約16.1円）に達(dá)した。中國は目下、大衆(zhòng)観光時(shí)代に足を踏み入れ、観光やレジャーが人々の暮らしに定著している。中國國內(nèi)観光産業(yè)は今後も観光客數(shù)の持続的増加や平均消費(fèi)能力の向上にともなって、上昇傾向を維持するとみられる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年1月17日