西安衛(wèi)星観測制御センターが明らかにしたところによると、中國初のSバンド衛(wèi)星?地上連結(jié)シミュレーションシステムがこのほど、同センターの渭南観測制御ステーションで正式に使用開始された。それにより、観測制御資源が最適化され、宇宙発射前における準備段階の作業(yè)時間が大いに短縮された。

衛(wèi)星開発側(cè)はこれまで、打ち上げ任務(wù)を?qū)g行する際、衛(wèi)星プラットフォームの性能を検証し、任務(wù)期間中の観測制御システムのソフトウェア?ハードウェアの安定性と信頼性を保証するため、任務(wù)関連の観測制御ステーションに行き衛(wèi)星?地上連結(jié)を行う必要があった。中國の宇宙観測制御ステーションの多くが都市部から遠く離れた交通が不便なところにあり、衛(wèi)星?地上連結(jié)作業(yè)の利便性が低かった。同時に頻繁な連結(jié)により観測制御資源が長時間使用され、度重なる衛(wèi)星長期管理任務(wù)に影響を及ぼす可能性があった。

渭南観測制御ステーションの林羿成エンジニア補佐は「衛(wèi)星?地上連結(jié)作業(yè)にとって、既存の観測制御設(shè)備から獨立した、すべてのSバンドの観測制御設(shè)備を「演じる」ことができる衛(wèi)星?地上連結(jié)シミュレーションシステムは非常に重要だ」と述べた。説明によると、同システムの開発は西安衛(wèi)星観測制御センターがリードし、中國航天科技集団第704研究所などの機関が全體的に擔當した。渭南観測制御ステーションが中國の大半の打ち上げ観測制御任務(wù)を擔當しているため、同システム設(shè)置の第一の選択肢になった。

同ステーションは今年3月に初の連結(jié)シミュレーションを行った。従來の連結(jié)作業(yè)は約10日かかったが、同システムは3日のみで完了した。

衛(wèi)星開発側(cè)は現(xiàn)在までに、同ステーションで今後14回行われる打ち上げ任務(wù)の衛(wèi)星?地上連結(jié)シミュレーションを完了している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月18日