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2019笹川杯日本研究論文コンクールが吉林省で開催

人民網(wǎng)日本語版 2019年10月15日17:17

中國教育部(?。└叩葘W(xué)校外國語言文學(xué)類専門教學(xué)指導(dǎo)委員會(huì)、日語専門教學(xué)指導(dǎo)分委員會(huì)、中國日本語教學(xué)研究會(huì)、日本科學(xué)協(xié)會(huì)、吉林大學(xué)が共同で主催する「2019笹川杯日本研究論文コンクール」が10月11日から12日にかけて吉林省の吉林大學(xué)で成功裏に開催された。人民網(wǎng)が伝えた。

今回のコンクールは、「言語學(xué)」、「日本文學(xué)」、「社會(huì)?文化」の3つの部門に分かれて審査が進(jìn)められ、中國全土の56大學(xué)から推薦を受けた論文262本の応募があり、第一次審査で各部門10本の論文が選出され、決勝の口頭試問を行った。11日に終日かけて行われた口頭試問を経て、最終的に特等賞2人、1等賞3人、2等賞10人、3等賞15人が選ばれた。そのうち、言語學(xué)部門で特等賞を受賞した上海外國語大學(xué)の王竣磊さんと社會(huì)?文化部門で特等賞を受賞した同済大學(xué)の呉沁霖さんが日本への研修旅行の機(jī)會(huì)を獲得した。

12日午前、論文コンクールの表彰式が吉林大學(xué)東栄多機(jī)能ホールで開かれ、日本科學(xué)協(xié)會(huì)の大島美恵子會(huì)長、教育部高等學(xué)校日語専門教學(xué)指導(dǎo)分委員會(huì)の修剛主任委員、中國日本語教學(xué)研究會(huì)の周異夫會(huì)長並びに中國全土から集まった學(xué)者や教員、學(xué)生100人以上が出席した。

大島會(huì)長は、「今年、中國は新中國成立70周年を迎え、日本は令和という新時(shí)代がスタートした。また日本科學(xué)協(xié)會(huì)の『日中未來共創(chuàng)プロジェクト』も創(chuàng)立20周年を迎えた。多くの日中関係者の支援と協(xié)力を得て、昨年からスタートした笹川杯日本研究論文コンクールは順調(diào)に発展を遂げ、今年のコンクールでは昨年の178本を上回る262本の応募があった」とした。

また、「中國の大學(xué)生が日本に関わる課題を研究し、1つのテーマを掲げ、問題意識(shí)をもって探究し、到達(dá)した結(jié)論について、専門の先生方が見守る中で発表できる今回のような機(jī)會(huì)は非常に貴重だと思う。研究のスタートに立ったばかりの皆さんが、これを機(jī)に研究の基本姿勢(shì)やスキルを習(xí)得するだけでなく、研究することの楽しさや意義を感じ取ってほしい。そして日本に関わる課題について論文を書く過程で、日本への理解を深めるだけでなく、そこで得られた理解を多くの人に伝えることができる人、つまり日中関係を擔(dān)う人材になってほしいと心から期待している」と述べた。

修剛主任委員は、「學(xué)生たちは日本語を用いて自己の研究レベルを披露し、その日本語表現(xiàn)の流暢さと論理的思考能力は審査委員たちに深い印象を與えた。私たちは今回のコンクールを非常に高く評(píng)価している。今回の論文コンクールは世界と中國の將來的な人材育成の方向性を指し示しているだけでなく、中國の教育改革の全體の方向性を體現(xiàn)している。それはつまり、學(xué)部教育に立ち戻り、學(xué)部教育を重視するという方向性だ。日本語教育においては、學(xué)生たちが日本語學(xué)習(xí)を通じて最新の情報(bào)を手に入れ、優(yōu)れた思考を展開できるかどうか、文化を越えた素晴らしいコミュニケーション能力や思考分析能力を備えているか、特に中國の『聲』を発していく上で、最も優(yōu)れた方法で海外に中國の優(yōu)秀な文化を伝えることができるかどうか、といった點(diǎn)などが重要な課題として挙げられる」とした。

周異夫會(huì)長は挨拶の中で、「2018年現(xiàn)在で日本語學(xué)科が開設(shè)されている大學(xué)は500校以上となっており、日本の國際交流基金がこのほど発表した調(diào)査データによると、2018年度の中國における日本語學(xué)習(xí)者の數(shù)は100萬人を上回っている。笹川杯日本研究論文コンクールが毎年開催され、高い資質(zhì)を備えた日本語専門人材が育成され、彼らがその業(yè)務(wù)の中で重要な役割を発揮していくことになるだろうと信じている」とした。

笹川杯日本研究論文コンクールは中國全土の大學(xué)の日本語専攻の學(xué)部生を?qū)澫螭趣筏皮?、第一次審査と最終審査の2回にわたる審査が行われる。コンクールに參加する學(xué)生は、日本語のみによる論文発表と審査委員から挙げられる質(zhì)問に対する口頭試問を行わなければならない。また論文1本の著者は3人以內(nèi)に制限されている。(編集TG)

「人民網(wǎng)日本語版」2019年10月15日

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