子宮頸がんワクチンの量産市販が近年相次いでおり、がんワクチンが注目されるようになっている。中國(guó)科學(xué)院文獻(xiàn)情報(bào)センターと米國(guó)化學(xué)會(huì)の情報(bào)部門であるケミカル?アブストラクツ?サービス(CAS)が11日に広州市で共同発表した「ワクチン研究開(kāi)発狀況分析報(bào)告書」によると、米國(guó)と中國(guó)のワクチン論文?特許は世界1、2位を占めている。また治療ワクチン、特にがんワクチンが近年、研究者から注目されている。人民網(wǎng)が伝えた。
同報(bào)告書はCASが提供したワクチン関連ビッグデータを利用し、科學(xué)文獻(xiàn)計(jì)量?データ可視化などの方法と結(jié)びつけ、過(guò)去數(shù)十年の世界及び中國(guó)のワクチン関連の研究開(kāi)発傾向を分析した。
報(bào)告書によると、ここ30年間で世界のワクチン研究開(kāi)発は急成長(zhǎng)の流れを維持しており、その論文発表數(shù)?特許出願(yuàn)件數(shù)が安定的に増加している。米國(guó)と中國(guó)の研究論文発表數(shù)?特許出願(yuàn)件數(shù)はいずれも世界1、2位を占めている。うち米國(guó)はワクチンの科學(xué)研究産出大國(guó)で、その論文數(shù)は世界の30.13%、特許件數(shù)は32.43%を占め、いずれも3割を上回っている。2位の中國(guó)より前者が約14%、後者が約13%高くなっている。
中國(guó)のワクチン研究開(kāi)発傾向は世界とほぼ一致し、持続的発展の流れを示している。ワクチンの基礎(chǔ)研究及び特許出願(yuàn)は、科學(xué)研究機(jī)関と大學(xué)が中心になっている。企業(yè)は近年、ワクチンにおける特許出願(yuàn)で活況を呈している。しかし中國(guó)は依然として海外での特許展開(kāi)に相対的に弱い。
ワクチン類物質(zhì)の研究の焦點(diǎn)は、HIVワクチン、インフルエンザワクチン、ウシ型結(jié)核菌ワクチンなどの予防ワクチン、及び前立腺がんワクチン「Sipuleucel-T」、子宮がんワクチン「Gardasil」、B型肝炎ワクチン「Engerix-B」などの新型治療ワクチンに絞られている。
注意すべきは、トップ10の治療ワクチンのうち5つががんワクチンであることだ。世界のがんワクチンに対する注目度の高さが分かる。統(tǒng)計(jì)によると、がんワクチンは細(xì)菌ワクチンやウイルスワクチンなどを上回り、CASの登録物質(zhì)が最多の大分類になっている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年6月14日