これまでのネットで有名な配信パーソナリティはチップによることが多く、収入は低い上に不安定だった。しかし現(xiàn)在はライブコマースがもっとバラ色のビジネスの道をもたらしてくれ、東北人がこうした機(jī)會(huì)を見逃すはずはない。
遼寧省の▼(にんべんに冬)二堡鎮(zhèn)はライブコマースで「復(fù)興」したエリアだ。
▼二堡鎮(zhèn)は以前は地域で一番豊かな「中國毛皮のまち」で、河北省辛集市、浙江省海寧市とともに全國3大毛皮生産販売拠點(diǎn)などと呼ばれていた。14年ごろから東北実體経済の衰退の影響に加え、インターネット通販のメリットを見過ごしてしまったため、毛皮ビジネスは一時(shí)、慘憺たる狀況に陥り、顧客は激減し、伝統(tǒng)的毛皮販売ビジネスもますます落ち込んでいった。
18年下半期になり、▼二堡鎮(zhèn)でライブコマースが始まった。支柱に攜帯電話數(shù)臺(tái)を括り付け、東北人ならではのパフォーマンス蕓術(shù)によって商品を宣伝し、ライブ配信による販売ルートを切り開いた。
現(xiàn)地関係當(dāng)局のまとめたデータによれば、▼二堡鎮(zhèn)の今年1-6月のオンライン売上高は15億元に達(dá)した?,F(xiàn)在、現(xiàn)地の毛皮業(yè)者のうち2千以上が快手のライブ配信を主要販売ルートに採用し、現(xiàn)地には大型ECライブ配信センターが6か所ある。▼二堡鎮(zhèn)のビジネスのオンラインアクセス數(shù)の約半分がライブ配信だという。
伝統(tǒng)的に4-9月は毛皮ビジネスにとって閑散期で、最も商売が難しい時(shí)期だが、▼二堡鎮(zhèn)の人々はライブ配信によって商品を売り、閑散期の売上高が例年の繁忙期よりも多くなった。▼二堡鎮(zhèn)全體でこうした新たな繁栄を迎えた。
口紅や衣料品などの消費(fèi)財(cái)でなければ売れないと思うだろうか。そうではない。東北人のライブ配信で売れないものはない。
快手のネット有名人「二哥」さんは、全國に5千萬人を超えるファンを抱える。今年5月に遼寧省瀋陽市で団體購入イベントを?qū)g施し、自動(dòng)車288臺(tái)を売り上げ、4S店(ディーラー)のベテラン販売員10數(shù)人の1ヶ月の売り上げに匹敵する業(yè)績を上げた。
6月にはかつて快手で一世を風(fēng)靡した驢嫂がたくさんのスターが出演するコンサートを開催し、李宇春、林志穎、趙忠祥などが會(huì)場でパフォーマンスを披露した。司會(huì)は華少だった。驢嫂はこの一晩だけで微商(微信<WeChat>を利用して販売や宣伝する電子商取引)で商品4千萬元以上を売り上げた。
ライブ配信は商品を売るだけでなく、供給チェーンの発展も後押ししている。しばらく前に全國初のライブ配信化粧品供給チェーン拠點(diǎn)が吉林省長春市に設(shè)立され、商品の供給地である広東省広州市や浙江省杭州市からやってきた化粧品が、東北地域全體の化粧品類配信パーソナリティに供給されるようになった。
東北でライブ配信という急行列車に乗ると、急速に豊かになることもあれば、なかなか売れなかった商品が売れに売れて供給不足になることもあり、衰退していたまちが活気があふれるように生まれ変わることさえある。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年12月4日