今どきの若者は大変すぎると言っていいかもしれない。若者の6割は健康診斷の結(jié)果を見(jiàn)るのが怖いとしており、健康診斷を受けようとしない人までいる。これは、中國(guó)青年新聞社社會(huì)調(diào)査センターと問(wèn)巻網(wǎng)が18歳から35歳の青年1979人を?qū)澫螭趣筏茖g施した調(diào)査アンケートの一部の結(jié)果だ。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。
回答者のうち、「健康診斷の結(jié)果を見(jiàn)るのが怖いと感じた経験がある」人は63.6%に上り、「常日頃からストレスが大きく、検診で異常ありという結(jié)果が出るのが恐ろしい」とした人は62.6%だった。また、60.9%は、「ライフスタイルは健康とは言えず、いけないこととはわかっていてもやってしまうことが多すぎて、身體に悪影響を及ぼしていると思う」とした。
若者の多くが検診結(jié)果を知りたくない背景には、今の若者は、多くの困難を抱えており、家族を養(yǎng)っていくためには、住宅ローンや自動(dòng)車(chē)ローンを支払う必要はあるが、何よりも大きな問(wèn)題は、健康に対する投資が「ほぼゼロ」という狀況であることだ。當(dāng)然のことながら、狀況は一人一人異なる。どうやって健康を手に入れたらよいのかわからない人がいる一方で、たとえその方法を知っていても、それを?qū)g行できずに、健康な身體を手に入れることができない人もいる。
國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)が先ごろ発表した「健康中國(guó)行動(dòng)(2019―2030年)」では、「若者であろうと中高年であろうと、だれもが健康な中國(guó)人であるべきだ。それを徹底することは実はさほど難しくない。まず、自身の健康の知能指數(shù)(HQ)を手に入れ、若い時(shí)から自分の健康に対して投資を行うことだ。そして、この種の投資はそれほど難しいものではない」としている。
健康の知能指數(shù)とは、ある人の健康に対する知恵と健康に対する態(tài)度や行動(dòng)を指す。健康の知能指數(shù)と知能指數(shù)(IQ)との違いについていえば、知能指數(shù)は遺伝的要因によるところがかなり大きいが、健康の知能指數(shù)は、後天的要素が重要な鍵を握っており、教育や認(rèn)識(shí)、持続させる意志の力、心の知能指數(shù)(EQ)のレベルがいずれも、健康の知能指數(shù)を引き上げることになる。ある人の感情や心理狀態(tài)と生活環(huán)境やライフスタイルは全て、その人の健康に対して直接的な影響力を持っている。
実のところ、ほとんどの若者は健康に関する基本的知識(shí)を持っており、夜更しや運(yùn)動(dòng)不足、不健康な食生活、殘業(yè)といったいくつかの行動(dòng)が自らを陥れるような行為であることは承知している。しかし承知しているにもかかわらず、危険を冒してまであえてこうした健康にダメージを及ぼす行為をするという若者がかなり多い。その重要な原因の一つが「仕方がない」だ。職場(chǎng)はまるで海のように深く、人々を呑み込んでしまうことなど日常茶飯事なのだ。
業(yè)績(jī)や昇進(jìn)のためには殘業(yè)しなければならず、さらには取引先との付き合いから酒?たばこも必要に。さらには夜更しを余儀なくされ、それが長(zhǎng)期間続く場(chǎng)合もある。だが、これらの行為は意志の力やちょっとした手段を使うことで、うまく避けたり、大幅に減らすことはできる。喫煙?飲酒は身體にとって有害であることが良く分かっているのならば、さまざまな方法を講じて避ければ良い。やむを得ず顧客に付き合わなければならない場(chǎng)合を除き、多くの時(shí)間は自分の時(shí)間であり、自分を抑制して酒やたばこを遠(yuǎn)ざけることは可能だ。
健康な中國(guó)人になることは決して難しくない理由は、これ以外にもある。取捨選択の基準(zhǔn)を理解することは、基本的な知恵であり、健康の知能指數(shù)の核心となる內(nèi)容といえる。家族を養(yǎng)うために自動(dòng)車(chē)ローンや住宅ローンを支払いに追われ、午前9時(shí)出勤?午後9時(shí)退社?週6日勤務(wù)の日々を過(guò)ごし、大いにストレスをためていたとしても、誰(shuí)もがそれぞれある程度は選択することができる。夜遅くまで殘業(yè)する仕事を選ばないことができるし、たとえ収入が少し減り、住む家が少し狹くなっても、住宅ローン返済を少し先延ばしすることも、全て選択できることであり、健康を最優(yōu)先にして、ストレスがそれほど大きくない仕事を選んだり、転職することさえ可能なのだ。
「最後まで笑っている者が、最もいい笑いをしている人」という言葉にあるように、前提として健康を維持してこそ、最後まで笑うことができるのではないだろうか。そのためには若い時(shí)から健康のために投資し、自分のヘルスケアをしっかりと行い、自分の健康を醫(yī)師にゆだねることなく、健康的なライフスタイルと楽観的な生活態(tài)度によって健康をコントロールすることが最上の方法といえる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年12月2日