「上海市00後(2000年代生まれ)のイメ―ジに関する報(bào)告」がこのほど発表された。これによると、「00後」の夢は、「大金持ち」、「美食家」、「普通の人」、「企業(yè)家」、「eスポーツのスター」だった?!?0後の夢ランキング第3位は『普通の人』」という話題が、微博(ウェイボー)検索上位に躍り出たことは非常に興味深い。中國青年報(bào)が伝えた。
「若者の夢」は、これまでずっと、社會(huì)の注目の的となってきた。保護(hù)者や教師たちも、科學(xué)者や宇宙飛行士、畫家、企業(yè)家などの「立派な肩書」を持つ人になりたいという希望を子供が語るときは、常に眼を細(xì)めて聞いていた。だが、このような「ひとかどの人物」になる人は極めて少數(shù)で、圧倒的多數(shù)は「普通の人」になっていく。
「00後」が「普通人になりたい」という理想を掲げることは、優(yōu)れた教育環(huán)境があるからこそ、このような願(yuàn)いが育まれたといえる。彼ら「00後」は、社會(huì)に対して、とても穏やかで平和な心理狀態(tài)を抱いており、自我の発展については理性的かつじっくりとした観點(diǎn)を持っている。平和で幸せに生活を送り、理想や信念を抱く「普通の人」になることは、決して容易ではない。特に、上海のような大都市で生き抜いていく人々が、「普通の人」を目指すことは難しい。このため、「普通の人になる」ことも立派な夢だと言えるのだ。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月21日