英ニュースチャンネルのスカイニューズ電子版は、今回の感染拡大における北京市の対応には學ぶべきところが多いとし、「最も重要なのはスピード。対応策のどの段階にもこれが貫かれている。北京はまったく躊躇することなく學校を閉鎖し、ジムやバー、その他の場所に対しても制限策を実施した」と報じた。中央テレビニュースが伝えた。
同メディアは、「スピードはPCR検査規(guī)模を拡大するうえでも極めて重要だ。この2週間で、北京市は検査センターを26ヶ所新たに設置。検査能力を倍増させ、1日當たり延べ23萬回の検査を行えるようにした。複數(shù)の対象者の検體をまとめて検査することで、1日100萬人のスクリーニングが可能となっている。現(xiàn)時點で、すでに230萬人が検査を受けた。それに加えて大規(guī)模な接觸追跡も行っており、すでに數(shù)十萬人の追跡を行った」と報道。さらに、「中國は英國とは違い、知恵を絞って接觸追跡アプリを開発してはいない。それとは反対に、直接川上から手を付け、通信事業(yè)者にユーザーの位置情報データを提供するよう要求した」と指摘した。
スカイニューズの記者は記事のなかで、自身の體験にも觸れた。この記者の中國人の同僚は、今回の感染拡大の前に新発地卸売市場から6キロ離れた場所で交通渋滯に巻き込まれた。それから8日後、この同僚はウイルス検査に行くよう促す通知を受けた。そしてこの間、この同僚のスマホ上では、健康狀態(tài)を示すアプリ「健康コード」の表示が、「異常なし」を意味するグリーンから自宅待機を意味するオレンジに変わっていたという。(編集AK)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月23日