新発地市場で検出されたウイルスの遺伝子配列とこれまでに公表された歐州検出のウイルスの遺伝子配列は似ている。この発見により、コールドチェーンによる物流が海外の汚染された物品を中國國內(nèi)の食品市場に持ち込んだという推測がさらに注目を集めることになった。

米國の食品団體は、中國の輸入食品消費(fèi)量の年平均増加率はこれから15％以上を維持すると予測し、中國は19年に最大の食品輸入國になったと伝えた。

海外の食品が中國に入る時(shí)、最初の防波堤は稅関だ。コールドチェーン委の説明によると、「中國稅関には厳格な安全予防管理措置が備わり、『3つの関門』によって輸入食品の品質(zhì)と安全性を保障する。中國に食品を輸出する國?地域がくぐる『參入の関門』、海外の対中輸出食品メーカーがくぐる『登録の関門』、対中食品輸出企業(yè)がくぐる『記録の関門』だ」という。

同委の研究者の説明では、「現(xiàn)在、中國のコールドチェーンによる物流はまだ初期の発展段階にあり、標(biāo)準(zhǔn)化という點(diǎn)では日本、米國、ドイツ、イギリス、カナダなどの先進(jìn)國との間でなお大きな開きがある」という。

感染癥を前にして、ピンチの中にはチャンスがある。同委はコールドチェーン物流産業(yè)の成長を推進(jìn)する12か條の提言を打ち出し、その中で、この機(jī)會を活かしてコールドチェーンによる物流プロセスにおけるセキュリテを強(qiáng)化し、集約型管理を推進(jìn)し、人と物品の接觸を減らすこと、また企業(yè)の組織力とデジタル化能力を高め、科學(xué)技術(shù)によって産業(yè)の全プロセスを追跡可能とし可視化するための取り組みを推進(jìn)し、資源をよりよく配置することを求めた。

複數(shù)の専門家がさまざまな場面で強(qiáng)調(diào)するように、つまるところ、汚染された環(huán)境から人が感染したにしろ、汚染された物に觸った體の一部を口や鼻に近づけたにしろ、マスク著用、手洗いなど個(gè)人でできる防護(hù)措置に問題があったことは確かだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月23日