最短3日で1フロアを建設(shè)でき、國家級(jí)特許出願(yuàn)だけでも7件にのぼる――筆者が14日、中建三局第三建設(shè)工程有限責(zé)任公司(以下「同社」)の重慶市の建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)を取材したところ、中建三局工程技術(shù)研究院と同社が共同で研究開発した中國初の「住宅建設(shè)裝置」が正式に使用開始されていた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
「住宅建設(shè)裝置」の外観。(撮影?劉乾坤)
中建三局工程技術(shù)研究院モールドベース研究室の許國偉室長は「我々が言う住宅建設(shè)裝置とは、スマート制御の大型組合型機(jī)械設(shè)備プラットフォームで、建築物の外部防護(hù)フレーム、施工フロアの伸縮雨よけ、液圧資材配布機(jī)、型枠吊り下げ、パイプラインスプレーなどの機(jī)能を持つ。中國の建設(shè)業(yè)界でこれまで使用されていた『空中住宅建設(shè)裝置』は、主に高度300メートル以上の都市ランドマークとなる建物で導(dǎo)入されていた。研究開発と改良により、我々は高さ100メートル以上の建設(shè)物の建築に使えるこの住宅建設(shè)裝置を設(shè)計(jì)した」と述べた。
「住宅建設(shè)裝置」の空撮寫真。(撮影?劉乾坤)
筆者が現(xiàn)場(chǎng)を取材したところ、「住宅建設(shè)裝置」は一度に多くのフロアをカバーする。外枠の上部で主體構(gòu)造を施工中に、外枠の底部で同時(shí)に裝飾などの各工程の作業(yè)を進(jìn)められる。そのため施工中のプロジェクトは、建築構(gòu)造と共に高さを増す「空中移動(dòng)工場(chǎng)」になる?!缸≌ㄔO(shè)裝置」はさらに作業(yè)フロアの上方に伸縮雨よけを設(shè)置し、降雨もしくは高溫時(shí)に作業(yè)フロア內(nèi)の相対的に閉鎖された環(huán)境を維持し、作業(yè)員により快適で人に優(yōu)しい作業(yè)環(huán)境を提供する。
「住宅建設(shè)裝置」のモールドベースのサポートポイントは新たにコンクリート打設(shè)したフロアより2-3フロア低い。コンクリートの耐用期間は長く、支持能力が高い。そのためモールドベースの上昇はコンクリートの支持能力の影響をほぼ受けず、施工ペースが大幅に上がる」。同社西南分公司の張志華副社長によると、「住宅建設(shè)裝置」は現(xiàn)在80-90分のみで作業(yè)フロアの高さを3メートル上げることができる。最短3日で1フロアを建設(shè)でき、従來の6日より半分に短縮された?!缸≌ㄔO(shè)裝置の設(shè)備材料のほとんどがプレハブノード設(shè)計(jì)を採用しており、回収回転率が90%以上にのぼる。次の使用時(shí)に少量の非標(biāo)準(zhǔn)化部材を増やして組み立てるだけでよい」という。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月15日