湖北省西南部に位置する恩施土家(トゥチャ)族苗(ミャオ)族自治州は、武陵山脈の奧地にあり、森林が広がる高い山に囲まれ、森林率は約70%に達(dá)する。「大道康荘」人民網(wǎng)メディアコンバージェンス調(diào)査研究一行の湖北報(bào)道グループは、同自治州の鶴峰県を訪問し、くねくねと曲がりくねった険しい山道がどのようにして広々として平らな希望の道へと変化し、地元の人々を小康(ややゆとりのある)生活へと導(dǎo)いてきたのかを取材した。人民網(wǎng)が報(bào)じた。
以前はアクセスが不便だったため、恩施トゥチャ族ミャオ族自治州の息を吞むような絶景が人々の目に觸れることは難しかった。そして、一部の地域では交通の便も悪く、人々が他地域へ出かけるのも、農(nóng)産品を他の地域へ運(yùn)ぶのにも多くの障礙があった。しかし、今年7月16日、宣鶴高速道路が試験開通し、湖北省で高速道路が通っていない最後の県だった鶴峰県は、高速道路のない時(shí)代に別れを告げた。高速道路が開通したことで、恩施市から鶴峰県までの自動(dòng)車での所要時(shí)間が3時(shí)間から1時(shí)間半に短縮した。
「豊かになりたいならまず道路を建設(shè)」という言葉が真実であることが、恩施トゥチャ族ミャオ族自治州で再び実証された。かつての細(xì)く険しい山道が、今では広々とした平らで安全な道へと変わり、地元の人々の生活は便利になり、豊かさだけでなく、新たな希望と活力をもたらしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月19日