メンタルが強く、溺れた時の対処法をよく知っていれば本當(dāng)に助かるのだろうか?北京市豊臺區(qū)で最近池に落ちてしまった女性がその答えを教えてくれている。光明日報が報じた。
8月27日、北京市豊臺區(qū)の蓮花池公園の水面に若い女性が仰向けに浮かんでいた。それを見つけた人が女性に聲をかけたものの、ピクリともせず、応答もなく、浮いたままだった。
その場にいた人々は女性の生死についてあれこれ意見を交わしていたが、ある人が、「體がちょっと動いた!まだ生きている」と言い出し、十?dāng)?shù)分後には公園の職員が網(wǎng)を使って女性を岸までたぐり寄せた。
救出された女性は自分が池に落ちた場所として、救出された場所から遠く離れた地點を指で示していた。現(xiàn)場にいた人によると、女性は20分以上は水面を漂っていたのではないかということだった。
女性は不注意から池に落ちてしまい、泳げないものの、知恵を働かせ、バタバタすることなく、ずっと冷靜に、仰向けの狀態(tài)で水の上を漂っていたのだという。
女性はその日のうちに警察によって家まで送り屆けられ、現(xiàn)在のところ、特にケガなどは見られないという。
女性が賢明な判斷をし、生還したことに、ネットユーザーからは、「頭が良くて、冷靜!」、「メンタル強すぎ!」、「自分の命を守るための方法をよく分かっている」など、稱賛する聲が続々と寄せられている。
溺れた時の対処法
溺れた時は、冷靜になり、できるだけあごを上げて頭を下げ、體の力を抜いて背浮きの狀態(tài)を保つのが最善だ。
沈まないように、體をバタバタさせてはいけない。そして誰かが救助用具などを投げてくれた場合は、両手で水をかき、救助用具を手にし、素早く身につけること。
溺れた時は、できるだけ體力を消耗しないようにして、助けを待つのが最も大切なことだ。
誰かが泳いで助けに來てくれた時は、慌てずに、浮いたまま、その救助者に安全な場所まで引っ張ってもらうのがベスト。救助される際は、絶対に救助者に必死に抱き著いたりしてはならない。
泳げる人が泳いでいる途中に疲れたり、足がつったりした時も同じ方法で対処することができる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月1日