中日合作映畫「再會の奈良(中國語タイトル?又見奈良)」が19日に中國で封切られる。中國人の女性と中國殘留邦人の養(yǎng)女の60年にわたる「絆」を描いた同作品では、河瀬直美と賈樟柯(ジャ?ジャンクー)がエグゼクティブプロデューサーを務(wù)めた。新華網(wǎng)が報じた。
メガホンを取った鵬飛(ポンフェイ)監(jiān)督は、「日本に帰國した後、何年も連絡(luò)が途絶えてしまった中國殘留邦人の養(yǎng)女?陳麗華を探すため、呉彥■(■は女へんに朱、ウー?イェンシュー)演じる80歳近くの養(yǎng)母?陳慧明が一人で中國から奈良県を訪れるストーリー」と紹介。英沢(イン?ズー)演じる孫娘のような存在である小沢と、偶然知り合った國村隼演じる元警察官の一雄が加わり、3人の麗華探しの旅が始まる。そして、陳慧明は麗華に助けの手を差し伸べたことがあるたくさんの人に出會い、彼女が日本に帰ってからの日々を?qū)g際に體験したかのような気持ちになる。
鵬飛監(jiān)督は、「この作品が描くのは、少し悲しい親子の物語。でも、この作品を通して、悲しみを感じるのではなく、より多くの癒しを感じてもらいたい。そう思いながら製作したため、悲しいストーリーでも、溫かみがあり、癒される作風(fēng)に仕上がっている」としている。
「再會の奈良」は、第23回上海國際映畫祭でコンペティション部門にノミネートされた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月17日