西安建築科技大學草堂キャンパス教育部構(gòu)造プロジェクト?耐震重點実験室で19日、招待を受けた中國各地の住宅建設(shè)、科學技術(shù)、教育及び建築工學業(yè)界の300人以上の代表者が共に、同大の高延性コンクリート材料?構(gòu)造研究所が開発した「高延性コンクリート強化農(nóng)家住宅」技術(shù)を使った「高延性コンクリート強化農(nóng)家住宅」振動臺実験を見守った。主催者が実験の一部始終をライブ配信した。科技日報が伝えた。
今回の実験は寧夏の黃土製レンガの農(nóng)家住宅を原型とした。鄧明科教授の科學研究チームは、まったく同じ2分の1スケールの模型を2つ作った。そのうち1つは未強化の家屋で、もう1つは高延性コンクリート強化家屋だ。2つの模型が振動臺の上に設(shè)置され、共に地震による実際の振動シミュレーションを受けた。2つの模型の地震後の損傷狀況を観察し、高延性コンクリートがレンガ造りの家屋にもたらす耐震性強化効果を判斷した。
司會が実験開始を宣言すると、振動臺上の2つの農(nóng)家住宅模型が実験に挑んだ。高延性コンクリート強化を採用した農(nóng)家住宅模型は全く揺れていない狀態(tài)から実験の終了まで、少數(shù)の亀裂しか生じなかった。今回の1時間余りの実験で、高延性コンクリート強化技術(shù)が農(nóng)家住宅の耐震性を大幅に高めることが証明された。
鄧氏は実験會場の來賓に対して、「一般的なコンクリートは硬いが、灣曲に弱い。それと比べ高延性コンクリートは専用の繊維を添加しており、高い強度、高い強靭性、高い耐損傷性を備えている。その引っ張り変形は一般的なコンクリートの100倍以上にのぼり、『曲がるコンクリート』とも呼ばれる。これを使い強化したレンガ壁の耐衝撃性と耐倒壊性は10倍以上に上がるとともに、高延性コンクリートによる家屋の強化は工期を7割短縮し、材料を7割節(jié)約し、最大で3割のコストを削減でき、外観デザインを変えることもない」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年3月23日