上海事務所は2件の聲明の中で、「BCIの中國プロジェクトチームはBCIの審査認証の原則を厳格に遵守しており、2012年より新疆プロジェクト地點で実施されている毎年の第二者による信用度調(diào)査と第三者によるその検証では、強制労働に関する事例は1件も発見されなかった」と強調(diào)した。
BCI本部は新疆にいわゆる「強制労働」が存在するとして中國の顔に泥を塗り、一方で上海事務所は強制労働が発見されたことを否定し、1つの機関の中で態(tài)度が矛盾している。このため多くの中國人消費者は、「BCIは言っていることが一貫せず、中國向けと海外向けの『2つの顔』がある」と感じている。
今回の出來事の中で、BCIはメディアに「化けの皮をはがれて」もいる。BCIは公式サイトで、アメリカ合衆(zhòng)國國際開発庁(USAID)が重要な支援者の1つであることを明らかにしている。このような「パトロン」をもつBCIの獨立性には、疑念の目を向けずにはいられない。
聲明取り下げ後、公開での謝罪はまだ
中國政府は、新疆綿の生産過程にいわゆる「強制労働」は存在しないと繰り返し強調(diào)してきた。新疆地域の「強制労働」に関する非難は、完全に個別の反中國勢力がでっち上げた悪意あるうそであり、その目的は中國のイメージに泥を塗り、新疆の安全?安定を破壊し、中國の発展を妨害することにある。
事実と真相の前で、BCIは泥を塗るための聲明をこっそり取り下げたが、中國のネットユーザーたちはこれに納得せず、「取り下げれば白紙になるとでも?謝罪はできないの?」、「遅すぎる、ネットは覚えている」といった聲が上がる。
ボイコットに直面して、H&Mは聲明を2回発表したが、奧歯に物が挾まったような、回りくどく、言葉遊びをしているようなコメントで、疑問に正面から答えようとしておらず、反省や謝罪の言葉はさらになく、中國人の怒りをかき立てる一方だ。
ここからわかるのは、中國人は見かけだけの誠実さのない態(tài)度を好まないということだ。BCIは聲明をこっそり取り下げたが、さらに次の行動を取るべきだ。過ちに気づいた以上、すぐにきっぱりと過ちを認めるべきだ。小細工はよして、きちんと誤り、新疆綿の「無実」を明らかにすべきだ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年4月19日