15年連続で実施されている中國(guó)の國(guó)民が今感じていることを調(diào)査する「中國(guó)ワンダフルライフ大調(diào)査」は今年も、「中國(guó)の人々は何を変えたいと感じているのか」に注目?！笁浃à郡ぅ猊巍工稀⒛行预扰预钱悿胜?、非常に興味深い結(jié)果となっている。特に違いがはっきりしていたのは、「職業(yè)」と「結(jié)婚相手」だった。男性は職業(yè)への関心が高く、「職業(yè)」を変えたいと考える男性は26.88％と、女性を9ポイント上回った。一方、「結(jié)婚相手」を変えたいという既婚女性の割合は男性を13ポイント上回った。年齢層別で見(jiàn)ると、36—45歳の女性の結(jié)婚に対する満足度が低く、都市別で見(jiàn)ると、「結(jié)婚相手」を変えたいという女性が多かったのは三線都市だった。中央テレビ網(wǎng)が報(bào)じた。

「中國(guó)ワンダフルライフ大調(diào)査」の統(tǒng)計(jì)によると、既婚女性の100人あたり19.57人が、結(jié)婚を後悔しており、「結(jié)婚相手」を変えたいと感じていた。一方、男性でそのように感じていたのは100人あたり6.93人だった。年齢層別で見(jiàn)ると、そのように感じているのが最も多いのは36—45歳の女性だった。

ここ10年の大調(diào)査の結(jié)果を見(jiàn)ると、「結(jié)婚相手」を変えたいと感じている女性の割合は、2012年が9.17％、2017年が12.19％、2020年が12.81％と上昇の一途をたどっていることが見(jiàn)て取れる。

別の面から見(jiàn)るなら、結(jié)婚に対する女性の満足度が低下していることは、実は自己意識(shí)が芽生え、獨(dú)立志向がより強(qiáng)くなっていることの現(xiàn)れと言える。その背景には、女性の経済力が向上し、自分でお金を稼ぎ、また使うことができるようになっているからだ。2020年、中國(guó)の女性の労働參加率は60％で、世界でも高い割合となっている。

しかし、中國(guó)の女性の結(jié)婚に対する満足度が低下の一途をたどっているのは、女性が育児や家事といった家庭における多くの責(zé)任を依然として擔(dān)っているからだということは疑いの余地のない事実だ。また、働く女性にとって、「結(jié)婚」は仕事において足を引っ張る存在にもなってしまっている。

報(bào)告によると、結(jié)婚前、暇な時(shí)には家事をしていたと答えた男性は46.84％で、女性は46.04％だった。またスマホで遊ぶ割合は、男性が38.84％、女性が39.87％だった。

一方、結(jié)婚後になると、家事をする男性は少なくなり、（46.34％）、女性が家事を負(fù)擔(dān)しているパターンのほうが多くなっていた（48.02％）。また、結(jié)婚後、スマホで遊ぶ割合は、男性が38.96％、女性が36.75％と、逆転していた。

まとめると、女性が経済的に自立することは良いことであるものの、女性の結(jié)婚に対する満足度が低下し続けていることは、ある意味ひとつの警鐘と言えるだろう。男性は擔(dān)うべき責(zé)任をしっかりと果たし、家庭に盡くすべきだろう。そして今、獨(dú)身の男性たちはより努力しなければならない。さもなくば、経済力を手にした獨(dú)身女性たちを結(jié)婚しようという気にさせることは難しいだろう。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年4月22日