高速列車「復(fù)興號」に乗って、四川や重慶に行けば、駅ビルを突き抜けるように走る高速鉄道を眺めたり、超ビッグサイズの「自撮りパンダ」やリアルなパンダを愛で、さらにはお茶や火鍋を味わえる。このように四川と重慶には見所や遊び所が満載だ。
成都と重慶を結(jié)ぶ「復(fù)興號」が駅ビルを突き抜けるように走る!
2020年12月24日、四川省成都市と重慶市を結(jié)ぶ「成渝旅客専用線」に、初めて高速列車「復(fù)興號」が導(dǎo)入され、両都市が走行時間1時間の直通電車で結(jié)ばれ、回數(shù)券も打ち出されて「路線バス化」運営が実現(xiàn)した。
2020年12月30日、「駅まち一體開発」TODのプロジェクトが実施された沙坪■駅がリニューアルオープン。中國で唯一「復(fù)興號」が駅ビルを突き抜けるように走る景色を眺めることができる展望臺が設(shè)置された沙坪■駅は、ネット上で話題となり、重慶に行ったら絶対的に立ち寄りたい新観光スポットになった。
高速列車に乗ってネット上で大人気のパンダを見に行こう!
最近、四川省都江堰市の離堆公園仰天窩広場にある「自撮りパンダ」が人気となり、同広場が一度は行ってみたい新観光スポットとなっている。成都駅から成灌線の高速列車に乗ると、わずか43分で都江堰駅に行くことができる。
このかわいい「自撮りパンダ」は、長さ26メートル、幅12メートル、高さ11メートル、重さ130トンの超ビッグサイズのパンダだ。
「自撮りパンダ」から少し離れた所には、コンテナ2基を使って作られたパンダ郵便局があり、観光客はそこから家族にポストカードを送ることができる。
都江堰市から、敷地面積1500平方メートルの成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に行くと、そこには、生まれたばかりのパンダから大人のパンダまで年齢よって分けられたパンダエリアやパンダが活動したり、出産を行うエリアなどがあり、観光客が見學(xué)できるようになっている。運が良ければ、人工的に作られたジャングルで、追いかけっこをしたり、じゃれあったりする、やんちゃなパンダを見ることもできる。
お茶、川劇、火鍋で成都を満喫
成都はのんびりとしたムードが漂う都市で、「蓋碗」と呼ばれるフタ付きのコップでお茶を飲み、中國古典舞踴?水袖舞や注ぎ口が最長約1メートルほどある湯差しを使った茶蕓、四川の伝統(tǒng)蕓能?川劇の変臉などを鑑賞すると、普段のテンポの速い生活を忘れて、ゆったりとした時間を楽しむことができる。
成都市ではパンダを見て、お茶を飲み、川劇を鑑賞するだけでなく、火鍋も食べなければ、大満足の旅とは言えないだろう。
こんな素晴らしい四川と重慶の旅を是非一度計畫してみてはどうだろうか?(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月14日