播種機が均等な速度で前進し、肥料と種をまき、點滴灌漑チューブやフィルムを設(shè)置するといった作業(yè)を一気に行う。河套地區(qū)に位置する內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)巴彥淖爾(バヤンノール)市烏拉特(ウラド)前旗で、北斗衛(wèi)星測位システムを利用した無人運転播種機が農(nóng)家の栽培のスマート化をサポートし、農(nóng)業(yè)生産の総合効果をさらに高めている。新華社が伝えた。
烏拉特前旗額爾登布拉格蘇木現(xiàn)代農(nóng)牧業(yè)科技モデルパークの農(nóng)地で連日、機械の音が響き渡り、1臺のトラクターが畔に沿い均等な速度で前進していた。よく見ると運転席に人の姿がなく、ハンドルが前進する方向に自動的に調(diào)整されながらトウモロコシの播種が行われていた。
栽培拠點の責(zé)任者である王文◆さん(◆は王へんに奇)は、「この自動運転播種は精度が高く、1千メートルあたり播種作業(yè)の誤差は2センチメートル以下だ。かつての播種の重複や漏れが生じることはなく、種を節(jié)約できるほか、播種の質(zhì)と量を保証できる。毎日6.7ヘクタール余りの耕作地の播種を行える」と述べた。
この自動運転ナビゲーション播種機は、現(xiàn)地のリーディングカンパニーである內(nèi)蒙古禾興農(nóng)牧業(yè)有限責(zé)任公司が導(dǎo)入したもので、北斗衛(wèi)星測位システムで正確に種をまく。播種の前にルートと土地のデータを設(shè)定するだけで自動的に直進作業(yè)を行うことができる。
烏拉特前旗農(nóng)牧業(yè)技術(shù)普及推進センターの上級農(nóng)蕓師の楊永勝氏は、「烏拉特前旗全體で現(xiàn)在すでに北斗衛(wèi)星測位システムを搭載した自動運転ナビゲーション播種機が10臺以上導(dǎo)入されている。以前の播種のルートが曲がり間隔が不均一といった問題を解決し、耕作地の利用率を高めた。播種の深さが一致し、種が同時に芽を出し、苗の活著率が高く、秋の高い生産量の基礎(chǔ)を固める」と述べた。
従來の播種と比べると、自動運転播種により耕作地1ムー(約6.7アール)あたりの出芽率を10%高め、土地利用率を10%高めることができる。內(nèi)蒙古禾興農(nóng)牧業(yè)有限責(zé)任公司の白恩沢社長は「1臺の播種機につき北斗衛(wèi)星測位システムを搭載するコストは2-3萬元(1元は約17.0円)で、生産量を15%以上増やせる」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月20日