今月24日早朝5時18分、北京の地下鉄9號線北京西駅で、50代とみられるの男性が突如意識を失って転倒。この緊急事態(tài)に、駅員は駅に設(shè)置されていたAED(自動體外式除細(xì)動器)を使い、醫(yī)療関係者と共に男性を救助した。AEDが昨年10月27日に北京の地下鉄駅に設(shè)置されるようになって以降、実際に使用されて乗客が救助されたのはこれが初めて。5時40分、AEDによる2度目の除細(xì)動で、男性の呼吸や心拍數(shù)、血圧などが正常に戻った。その後、男性は近くの病院に運(yùn)ばれ、治療を受けている。北京晩報(bào)が報(bào)じた。
男性と一緒にいた知り合いによると、男性は出張先から北京に戻ったばかりで、普段は健康トラブルもなく、このようなことが起きるとは思ってもいなかったという。
上海光電醫(yī)用電子儀器の北京支社の責(zé)任者?黃學(xué)群氏は、「データを分析すると、AEDを非常にうまく活用することができたことが分かる。心肺停止の場合の処置を?qū)熼T的な観點(diǎn)から見ると、現(xiàn)場で心肺を蘇生させることができれば、救命処置に成功したことになる。昨年から北京の多くの地下鉄駅にAEDが設(shè)置されるようになって以降、AEDを使用して救命に成功した初のケースだ」と説明した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月28日